話題の吉幾三の津軽弁ラップ「TSUGARU」を聴いたら青森が恋しくなった【青森の魅力が詰まったMV】
どうも、あなっちゃんです!
今日こんなツイートに出会いました。
【吉幾三ラップ 理解不能と話題】https://t.co/450YjyMkvf
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) September 16, 2019
青森出身の吉幾三が12日に発表した津軽弁ラップ「TSUGARU」がネットで話題に。字幕も津軽弁で標準語訳がなく、「通訳お願いします」「同じ日本語と思えないくらい理解できない」といった声も。
んで、さっそく動画を見てみました。
確かに、何と言っているのか全くわからない!!!
さすが津軽弁!!!笑
方言の中でも特に難解だと言われている津軽弁を軽快に操り、ノリノリでラップしている吉幾三さんは、青森県五所川原市金木町出身です。(太宰治と出身地が一緒!)
カラフルな字幕も随所に入っており観ているだけでも楽しいMVですが、何よりも歌っている本人がめちゃくちゃ楽しそう!
本人曰く、県外民はもちろん意味不明な歌詞であろうが、青森に住んでいる人でも一部意味が理解できないであろう歌詞があるのだそうです。
かなり上級者向けのMVですね。笑
ほとんどの人が理解できないであろうMVを何故配信したのかについては、ご本人がこちらの動画で説明しています。笑
吉幾三さんといえば「俺ら東京さ行ぐだ」で有名ですよね。
オラこんな村イヤだぁ〜!のイメージが強い吉幾三さんですが、今回の「TSUGARU」では「こんな村イヤだぁ〜!」どころか、「地元に対する愛」が詰まりに詰まったMVとなっています。
炎天下の中、故郷の田んぼの中で歌う吉幾三さん。
所々に挟まれている津軽の名所や名物。
MV全体から地元津軽への愛がビシビシ伝わってきます。
……歌詞の意味は全くわかりませんが。笑
⬆︎津軽弁の難解さに自動翻訳もバグりまくり。
まぁそれは良いとして……。
私は昨年に青森県の津軽地方へ一人旅に行きました。
なので個人的に青森は思い入れの強い場所です(*⁰▿⁰*)
旅先では地元の人々が発する「生の津軽弁」をたくさん聞きました。
なので、この吉幾三さんの「TSUGARU」を聴いたとき、青森での旅行のことを思い出して、とても懐かしい気持ちになりました。
可愛い津軽弁を一部紹介!
せっかくなので、他県民の私がとても可愛い!と思った津軽弁3つをピックアップしたいと思います!
① んだっきゃ
訳:そうだよね
語尾が「〜きゃ」で終わるのも津軽弁の特徴の1つ。
青森へ行ったとき、コンビニの店員さんがナチュラルに「だっきゃ」を使っていたので、とても感動したのをよく覚えています。
「わいは!どんだっきゃの!」
訳:あらま!なんてことだ!
「んだっきゃ」も可愛いけど「どんだっきゃの!」も可愛い!
② んだんだびょん
訳:そうなのかもしれない
語尾が「〜びょん」で終わるのも津軽弁の特徴の1つです。
びょんが語尾の津軽弁で県外にも多く知られているのが「せばだばまいねびょん」。
テレビ「秘密のケンミンshow」で紹介されて有名になった津軽弁です。
意味は「そういうことならダメだね」なのだとか。
う〜ん、さっぱり分からん!
でも可愛い!
③ かちゃくちゃねぇ
訳:(何となく)イライラする
カチャカチャと部品を組み立てているかのような可愛らしい聞こえですが、なんとこの言葉、「イライラしている」という意味なのだそうです!
- 頭が混乱して考えがまとまらない
- 問題が複雑で考えが及ばない
- ゴチャゴチャしていて乱雑な様子
- イライラする
などの意味を包括している言葉なのだそう。
イラっとすることがあったときは「イライラする〜!」ではなく、「かちゃくちゃする〜!」と言うそうですよ。
好きな津軽弁動画
せっかくなので、私の好きなYouTube津軽弁動画も紹介したいと思います!
津軽弁吹き替えシリーズ。
吹き替え台詞のセンスが面白くて大好きです。
聞こえてくる言葉は全て津軽弁ですが、標準語に訳した字幕が下についてるので、県外民も気軽に楽しんで見ることができますよ〜!
動画では津軽弁を楽しめるだけでなく、青森県民にしかわからない青森事情も知ることができます。笑
有名洋画の吹き替え動画も豊富!
洋画好きな方はより楽しめるかもしれません。
タイトルから面白いコチラの動画は、津軽弁の大ベテランである津軽に住む高齢者の日常会話を録画した動画です!
ラップ「TSUGARU」よりも鬼畜レベルの津軽弁!
何と言っているのか全くわかりません……。
青森の方言について知ることができる動画。
県外民は「青森県の方言=津軽弁」と思いがちですが、実は青森には「3つの方言」が存在しているんです!
青森県内で使われている3つの方言の大まかな特徴がよくわかる動画になっていますよ〜!
オススメ津軽弁書籍
『津軽弁死語辞典』
非常にインパクトある名前の辞典です。
時代の波に飲まれ、現在では消えつつある津軽弁が集められています。
青森県民がこれを読むと懐かしい気持ちになれるそうですよ。笑
最後に
いやぁ〜、方言って面白いですよねぇ。
馴染みない土地で馴染みない言葉を聞くというのも、旅の醍醐味だと思います。
青森の魅力と吉幾三さんの地元愛が詰まった「TSUGARU」、ぜひ皆さんも観てみてください!
津軽弁はとても個性的な方言なので、青森へ行くと観光施設のあちこちで津軽弁が大活躍していますよ。お土産屋さんへ行けば津軽弁がプリントされたグッズやお菓子などが売られています。青森県弘前市の弘前駅で「津軽弁」という名前の弁当が売られていたのは驚きました。笑
ああ〜!!!
青森の話をしていると、また青森へ行きたくなってきた〜!
行きたいけど、九州からは遠すぎるんですよねぇ!
あ〜!
かちゃくちゃする〜!!!
来年あたりにまた青森へ行ってみたいと思います。そしていつの日か、津軽弁を正確に聞き取り、意味を正確に理解できるようになりたいものです。(できるかな?)
それではまた次の記事で!
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