あなっちゃん旅行記

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弘前の津軽藩ねぷた村で太鼓を叩いて津軽三味線を聴くレアな体験をしてきたよ!【女子ひとり旅】

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太鼓も叩ける?津軽三味線も聴ける?弘前ねぷた村の魅力を紹介!

 

11月に行った「青森ひとり旅」。2日目は弘前市を観光しました。

弘前といえば「弘前ねぷた」ですよね!

 

実は私、この「青森ひとり旅」に行く1週間前に、

地元の大分県日田市で「弘前ねぷた」を見ているんです。

 

そのときの記事はこちら ↓ 

 

ananachantravel.hatenablog.com

 

とっても感動したので、弘前に行くならねぷたも見たいな!と思い、

たくさんの「扇ねぷた」や「組ねぷた」が展示されているという

「津軽藩ねぷた村」に行ってみることにしました!

 

  

津軽藩ねぷた村までのオススメなアクセス方法 

 

 

ねぷた村は弘前駅から離れた場所にあります。

なので、駅からのアクセスの場合だと、徒歩で行くのは大変!

 

安くて便利な市内循環100円バスを使って行くのがオススメです。

私は行きも帰りも100円バスを使いましたよ〜!

 

最寄りバス停の名前は「津軽藩ねぷた村」でした。

そのまんま!わかりやすいですね!

 

ねぷた村はバスを降りてすぐの場所にあります。

 

近くには「弘前城」もあるので、一緒に観光してみると良いですよ!

 

 

入場料を払ってねぷたを見よう!

 

村内の売店やレストランの利用は無料ですが、

ねぷたが展示されている「ねぷたの館」に入るには入場料が必要になります。

大人は1人550円(税込)でした。

 

先に言っちゃいますが、入場料を払う価値「大アリ」です。

というか、館内では入場料以上の体験ができちゃいます!

 

まず、入り口横にある受付で「入場券」を買います。

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ごめんなさい、訂正します。

入場券ではなく「入村券」でした。笑

 

入村券の他に「パンフレット」と「山絃堂の演奏スケジュール」も貰えます。

山絃堂(さんげんどう)は村の有料エリア内にある津軽三味線演奏コーナー

 

なんとですね!このスケジュールに書かれてある時間に山絃堂へ行けば、

津軽三味線の生演奏を聴くことができちゃうんです!

しかもすぐ目の前で!(料金は入村料に含まれています)

 

やっぱりね!

津軽に来たからにはね!

津軽三味線、聴いてみたいですよねっ!

 

三味線タイムまで、まだまだ時間に余裕があったので、

それまで館内に展示されている「弘前ねぷた」をゆっくり眺めてみることにしました。

 

まさかの太鼓叩きにチャレンジ!?

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受付で買った入村券を持って「ねぷたの館」へ進みます。

入り口から館内へ入ると、スタッフのお姉さんが入村券の確認をしてくれました。

 

入村券を見せるとスタッフお姉さんから「こちらへどうぞ〜!」と言われました。

誘導されるがまま、お姉さんの後をついていきます。

 

何が始まるのかと思えば、なんと!

こんな小娘1人のために、弘前ねぷたの説明をしてくれたんです!

 

観光地のスタッフさんって、ひとり客には「ご自由にどうぞ!」という感じで、

団体客相手の説明に力を入れている……というところが多いんです。

でも、ねぷた村のスタッフさんは、こんな小娘1人にも丁寧に説明をしてくれました。

 

感激ですよ……!

ひとりで来た観光客に、ここまでしてくれるだなんて!

 

青森ねぶたと弘前ねぷたの違いについて教えてくれました。

ねぶたねぷた

 

「えっ?……何が違うの?」

 

同じように思えますが、実は1文字違うだけで内容が少し違ってくるんですよ〜!

あまり馴染みのない地域に住んでいると、違いがよくわからないですよね!

 

1番わかりやすい違いは掛け声。

青森は「ラッセラー!」

弘前は「ヤーヤドー!」らしいです。

 

へぇ〜!初めて知った!

あ、でも確かに!このまえ地元で「弘前ねぷた」を見たとき、

山車を引いている人たちが「ヤーヤドー!」って言ってたなぁ。

 

そんなことを考えていると、スタッフお姉さんから突然の提案が!

 

「せっかくなので太鼓を叩いてみませんか?」

 

「え、えーっ?!!」

 

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ドドーン!

 

お姉さんが指差す先には大きな太鼓が3つ並んでいました。

 

……太鼓って、コレですか?!お姉さんッ?!

 

私この太鼓、知ってるよ!このまえ見たもん!

ねぷた運行のとき、山車の側でおじさん達がドンドン叩いてたやつだ!

 

「せっかくなのでやってみましょうよ!貴重な経験になりますよ!」

 

くうぅ、「貴重な経験」という言葉に弱い私です。

えぇ、もちろん!喜んで叩きますよ!お姉さん!!!

 

どこからともなく現れたスタッフお兄さんが、最初に叩き方のお手本を見せてくれました。

少しだけ練習をして、いよいよ本番!

お姉さんが笛を吹き、お兄さんと私が太鼓を叩きました。

 

もうね、やるからには本気!

お兄さんの叩き方を見ながら全力でぶっ叩きました。

 

叩き終わった後「すっ、素晴らしいですねwww」

お褒めの言葉(?)をいただいちゃいました!やったー!

 

弘前に引っ越して太鼓叩く人になろうかなぁと一瞬本気で考えてしまいましたよ。

いやぁ、楽しかった!!!

 

 

大迫力!弘前ねぷたの展示!

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太鼓叩きが終わった後は自由見学です。

館内を自由に歩き回り、数々の作品を思う存分眺めました!

展示されているねぷたは「扇ねぷた(扇型)」が多め。

 

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こちらは「組ねぷた(人形型)」。かっこええ〜!

これは多分、上杉謙信と武田信玄ですね???

 

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ビッグサイズ扇ねぷたの迫力が凄かった!

表面の絵をこんなにまじまじ見るのは初めてです。色使いが綺麗〜!

 

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大型扇ねぷたの中は、こんな感じになっているみたいです。

見学者は下を通ることができるようになっています!

 

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壁に並ぶたくさんの扇ねぷた。

暗闇にふわりと浮かんでいるようで、ちょっぴり幻想的。

それぞれ表面に描かれている絵が違うので、1つ1つじっくり眺めてみると面白いですよ!



私の推し「金魚ねぷた」の可愛さを知ってほしい

 

突然ですが!

ここで私の推しねぷた「金魚ねぷた」を紹介したいと思います!笑

 

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△ 地元の日田市でひと目惚れした金魚ねぷたさん

 

私がこの「金魚ねぷた」に一目惚れしたのは、

私の地元・大分県日田市で「弘前ねぷた」が運行された日でした!

 

ねぷた運行日の前に、弘前市から日田市へ200体の金魚ねぷたが送られたそうで、

当日には運行コースに面した店先にたくさん飾られていたんです。

 

この「金魚ねぷた」は縁起物として親しまれているのだとか。

幸福をもたらす金魚だと言われてきた「津軽錦」がモデルなのだそうです!

 

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△  運行ルート付近の店先に飾られていた金魚ねぷたさん

 

めっちゃ可愛くないですか……?!

 

コレ欲しいなぁ〜!と思っていたら、

隣にいたおじいさんが「コレいくらですか?」って店の人に聞いていました。笑

 

お店の人は「これ売り物じゃなくて頂き物なんです〜!」って断っていました。

おじいさんも思わず欲しくなっちゃうくらい可愛い「金魚ねぷた」。

 

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ねぷた村内には、そんな「金魚ねぷた」がたくさん生息していました!笑

天国か、ここが天国なのか……。

 

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あああっ!可愛いっ!!!

こちら、デカいサイズの金魚ねぷたさんです。

瞳孔小さめなところがキュート!

正面から見たこの間抜けヅラがたまらない!

可愛すぎる!持って帰りたい!!!

 

欲しくてたまらなかったので、帰りに村内の売店で買いました。笑

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 △ 1000円くらいで買った金魚ねぷた(自分へのお土産)

手乗りサイズの可愛らしい金魚ねぷたさんです。

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いやぁ、良い買い物をしました。満足!

 

 

面白くて楽しい観光施設!

 

途中で面白い手書き看板発見! 

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「ねぷたっこさなって写真撮ってみねが?」

 

これは、、、津軽弁ですね!?

 

私、津軽弁大好きなんです!

なので、旅行中はずっと耳を澄まして歩いていました。

……何と言っているのかは全く理解できないんですけどね!

 

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おっ、イケメン発見!

「ヤーヤドー!」(挨拶)

 

な〜んてふざけていると「ヤーヤ堂」に着きました。笑

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先ほどの写真のように、手書き方言の看板があちこちにあったりなど、

至る所に遊び心が潜んでいるユーモア満載の楽しい観光施設です!

 

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ヤーヤ堂には、ねぷたに関するものを中心に、様々な資料が展示されています。

金魚ねぷたの製作実演コーナーもありました!

 

また、この「ねぷた村」では製作体験もできるんです!

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例えば、金魚ねぷたの絵付け体験ができちゃったりします。

自分だけの金魚ねぷたが作れちゃうって嬉しいですよね!

時間(とお金)に余裕があったら挑戦してみたかったなぁ〜!

 

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こけしの絵付け体験など、他にも様々な体験ができるみたいです。

観光しながら津軽文化に直で触れることができます。

これがあの「体験型観光」ってやつですかね? 面白いな〜!

 

津軽三味線を間近で聴くというレアな体験! 

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演奏開始時刻3分前くらいに山絃堂へ向かいました!

 

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木の椅子に座って待つこと数分。時間になるとステージに奏者さんが登場します。

演奏中の奏者さんとの距離はわずか5mほど。近い!

こんな間近で津軽三味線を聴くことができるだなんて!

 

演奏してくれたのは「アイヤ節」「りんご節」「津軽じょんから節」の3つ。

アイヤ節は明るい感じ、りんご節は可愛い感じ、じょんから節は神って感じでした。

(ド素人の感想)

 

もちろん私の「津軽三味線についての知識」は皆無です。

なので、旅行前に某動画サイトで少〜しだけ予習をしました。

 

……が、しかし、

当たり前ですが、動画で見るのと生演奏を聴くのとでは迫力が全然違います

 

ねぷた村に行くのであれば、ぜひ山絃堂で津軽三味線を聴いていただきたい!

演奏料は入村料に含まれていますからね!聴かなきゃもったいないですよ!

 

山絃堂を過ぎたところに「ずぐり庵」という名前の部屋があります。

写真は撮っていないのですが、駒を中心とした木材玩具がたくさん展示されていました。

そこで駒の説明をしてくれたスタッフお兄さんの話がとっても面白かったです!

 

 

弘前観光するなら絶対に行くべき!

 

今回紹介した「津軽藩ねぷた村」は、

弘前観光をするなら絶対行ってみてほしいオススメ観光スポットです!

 

【 今回の私のレア体験 】


・太鼓叩きに挑戦できた!

・目の前で津軽三味線の演奏を聴くことができた!

 

また、村内には展示施設の他に「売店」や「食事処」もあります。

売店には青森県限定品がたくさん売られていました!

食事処では津軽地方の郷土料理を食べることができちゃいますよ〜!

 

弘前に行った際には、様々な角度から津軽文化に触れることができる

「津軽藩ねぷた村」に、ぜひ足を運んでみてくださいね〜!

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