弘前市にある「太宰治まなびの家」に行ったら良いもの貰っちゃった!【女子ひとり旅】
太宰治が高校時代を過ごした青森県弘前市に行ってきたよ!
11月下旬に行った「青森ひとり旅」。2日目は弘前市へ行きました!
これからは弘前観光での様子を、数記事に渡って紹介していきたいと思います!
さてさて、青森県弘前市といえば……
「弘前城」「弘前ねぷた」「りんご」「岩木山」などが有名ですね。
見どころ盛りだくさんの弘前市。
実は、太宰治が高校時代を過ごした場所でもあります。
『走れメロス』などで有名な、昭和を代表する小説家・太宰治。
彼は青森県の金木出身(現五所川原市)で、20歳まで青森県内で暮らしていました。
中学時代は青森市で過ごし、高校時代は弘前市で過ごしていたのです。
弘前市には、太宰治が高校時代に下宿していた家「旧藤田家住宅(太宰治まなびの家)」があります。
市の有形文化財にも指定されていて、現在、施設内には、太宰治の高校時代に関する様々な資料が展示されているのです。
太宰治ファンなら絶対行っておきたい場所です!
……ということで、私も行ってきました!
【オススメなアクセス方法】100円循環バスを使おう!
弘前市を観光する場合は100円バスを使うのがオススメです!
観光地を巡回する運行コースで、10分おきに運行しています。
乗り損ねても10分待てば次のバスが来る、って凄く安心できますよね。
(私が今住んでる家の最寄りバス停なんて1時間に1回しかバス来ないですからね!)
観光客にとっては、非常に「便利」で「使い勝手も良い」バスです。
今回私が行った「太宰治まなびの家」は、駅からけっこう離れた場所にあります。
したがって、他にも回りたい場所があるよ!って人は、
バスを使って、移動時間をなるべく短縮するようにしましょう!
「太宰治まなびの家」に最も近いバス停の名前は「上土手町」でした。
弘前駅前のバスのりば(確か2番のりば)から土手町循環バス(100円バス)に乗って、
バス停「上土手町」で降りましょう。
しかし「太宰治まなびの家」はそのバス停からも少し離れた場所にあります。
なので少しだけ歩かなきゃいけないです。
しかし「行き道」について心配する必要はありません!
こんな感じで……
降りたバス停付近の電柱に、ちゃんと方向が書かれています。
矢印にしたがって歩けば、無事にたどり着くことができますよ!
「太宰治まなびの家」に到着!気になる展示品は?
バスから降りて歩くこと約10分……
到着しました〜!まなびの家!
結構わかりにくい場所にあるので、入り口を見落とさないようにしましょう!
入場は無料です!やったね!
私が行ったときは、まだ紅葉が綺麗でした。
玄関からお邪魔します〜。
引き戸をガラガラと開けてみると……
う、う"わああっ!!!
誰かいるっ!!!こっち見てるっ!!!
びっくりして再び戸を閉めてしまいそうになりましたが、
よくよく見てみると、高校生太宰くんでした。
ポーズキメまくり太宰くんによるお出迎え!
嬉しいけど、ビックリしすぎて心臓が止まるかと思いました……。
玄関戸を開けたすぐ正面に、この太宰くんパネルが置かれています。
隣に立って記念写真なんか撮れちゃいそうですよね〜!
私も撮りたかったのですが、撮ってくれる人がいませんでした……。
くぅう! ひとり旅はこんなときがつらい……!
そして太宰くんパネルの横に書かれているように、
入り口左側には解説員さんの部屋があります。
ふと左側に目を向けてみると、
おじいさん(解説員さん)が部屋から顔を覗かせていました。
こんにちは〜
こんにちはー!
見学ですか?
は、はい〜!見学です〜!
1階の展示から見ていくと良いよ〜!とオススメしてくれました。
2階には太宰の部屋もありますんで1階見終えたら行ってみてください
了解です!ありがとうございます〜!
どちらからで?
九州です〜!
えぇええ?!?!
(以下割愛)
2階には太宰治が下宿当時に使っていた部屋があるそうです。
そちらが気になりますが、とりあえずは解説員さんからオススメされた通り、
1階の展示から見てみることにしました。
外はしとしと小雨が降り、見学者は私だけ。
部屋は落ち着いた雰囲気に包まれていました。
いやぁ、和室って落ち着きますね……。
ファンの間では有名な 黒歴史ノート 高校時代の落書きノートも展示されていました。
ちょっと考えてみてください。
もしアナタの高校時代の落書きが100年後に一般公開されたら……
どう思います?
ちょっと…… いや、かなり恥ずかしくないですか?
この光景をあの世の太宰治に見せると、絶対に恥ずかしがるだろうなぁ〜と思います。
「いや、ひどいねぇ」って言いそう……!笑
まぁでも、ファンにとってはもの凄くありがたい展示品なんですけどね!
見ていてとても面白いです。ありがとうございます。←最低
太宰治が高校生の頃に書いた作品も展示されました。
自由に手にとって読んでいいらしいです〜!
まだ作家になる前の太宰治が書いた4つの作品。(レアですよ)
確かに、初めて見るような題の作品ばかりです。
せっかくだから読みたいけど、全部しっかり読んでいると半日はかかるぞ……!
パラパラっと目を通すのみで我慢しました。
ちなみに、知らない人も多いだろうと思いますが、太宰治の本名は津島修治です。
太宰治は小説を書くときのペンネームなんですよ。
それら4つの作品が置かれていた机の左角に注目!
紙が貼られていますね。「まなびはこの場所で」と書かれています。
つまり、高校生太宰くんはここで勉強していた……ということかな?
あの太宰治も、ここに座って「あ〜!課題めんどくセ〜!」的なこと言っていた時代があったのかなぁと思うと、何だかホッコリしてきます。笑
1つ1つの展示品をじっくりと眺めているうちに30分が経過。
あまりにも長いので、解説員さんが心配して声をかけてくれました。笑
1階の展示品を見終えたら、次は2階へ行きます。
実は、2階へ行くための階段は解説員さんの部屋の中にあります。
なので、2階に行きたいときは勇気を出して部屋の戸を開けて
「2階見てもいいですか?」と聞いてみましょう。
「どうぞ!どうぞ!」という快い返事が返ってきます〜!
階段を上るとき、「段差が急だから気をつけてね〜!」と
解説員さんが声をかけてくれました。すごく優しい。(感動)
ご親切にありがとうございます解説員さん!!!
でも私はまだ若いから、このぐらいヘッチャラさ!!!!!
と、余裕ぶっこいていましたが、
確かに急でした。
下りるときに足を滑らせかけて ガゴゴッ!となったので、
油断せず、段差に注意して上り下りするようにしましょう!
さてさて、気合いで階段を上りきった先には、太宰治の部屋が待っていますよ!
ジャジャーン!
これが、太宰治が下宿時に使っていた部屋です!
部屋の壁には、それっぽい服が掛けられていました。
部屋の窓からは綺麗な紅葉が。
こんな素敵な部屋で暮らしてみたいですね〜!
そして部屋の入り口付近には、高校生太宰くんの写真がズラリと展示されていました。
これらの写真を撮ったのは、当時のこの家の息子さんです。(太宰治と歳が近い)
よって、ポーズをキメまくってる写真がかなり多いです。笑
家族や友達など親しい人にカメラを向けられると、
何の恥じらいもなく「イケてる風のポーズ」をとっちゃったりしませんか?
ここの家の息子さんと高校生太宰くん、相当仲が良かったんだろうだなぁ〜。
そんなことを考えながら、ゆっくり展示品を眺めました。
20分くらい経って、やっと、
「他の場所にも行かなきゃいけないし、そろそろ帰ろうかな〜!」
という気分になりました。笑
解説員さんが親切すぎた
なんと、帰るときに解説員さんからプレゼントをいただいちゃいました!
帰ろうとしていたら「ちょっと待って!良いもんあるよ〜!」と呼び止められ……
なんと、栞と缶バッジをいただいちゃいました!
「ウ"ホォお"っ?! いいんですか?!?!」
プレゼントを貰ったことはもちろん嬉しいのですが、何よりも、
解説員さんの親切心が嬉しすぎて、思わずゴリラのような声を出してしまいました。
「青森は寒いから風邪を引かないようにね〜!」
と、風邪の心配までしてくださって……。
解説員さん、とても親切な方でした。
あっ、思い出すだけで感動の涙が……。(泣)
ここで言うのも変ですが、もう一度お礼と感謝の言葉を……!
解説員さん、本当にありがとうございました!
太宰治ファンなら絶対行くべき!
青森県弘前市にある「太宰治まなびの家」。
弘前市に寄った太宰ファンの方々には、ぜひ行ってみてほしい場所ですね!
本やネットでは目にすることがないような、
高校生太宰くんのレアな写真が数多く展示されていますよ〜!
黒歴史ノートも間近で見ることができるし、高校生太宰くんが書いた小説も読むことができますので、とても楽しめると思います。
高校生太宰くんのことを詳しく知ることができて、とても嬉しかったです。
太宰ファンの方々は、金木だけじゃなくて弘前にも寄った方が良いです!絶対!
少し長くなってしまいましたが、今回はここまでにしておきたいと思います!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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