【実証済み】青森県で津軽観光をするなら津軽フリーパスを使ったほうが断然おトクな理由
今年で生誕110周年となった昭和の小説家・太宰治。有名な作品は『走れメロス』や『人間失格』ですね。彼の作品を今までに読んだことがあるという人は多いだろうと思います。
そんな太宰治が生まれたのは青森県五所川原市金木町。よって青森県内には、彼ゆかりの地が多く点在しています。
そんな数々のゆかりの地の中でも、ファンに1番人気があるのが金木町にある斜陽館です。
斜陽館は太宰治の生家。私もついこの前行ってきました。
生家。つまり太宰治爆誕の場所。ファンなら誰だって1度は行きたいと思うはず!
そうした理由もあり、県外から訪れた太宰ファンの多くは金木まで行こうとするのですが……。青森駅から金木駅まで行こうとすると、意外と移動費が高くなってしまうんですよね。青森は広いですから。
そんなときに津軽フリーパスを使えば、移動費を大幅に削減することができちゃうんです!
そこで今回は、太宰ファンが津軽フリーパスを使うことで得られるメリットと、実際に使ってみて私が感じたことを書いていきたいと思います。
津軽フリーパスとは
津軽の定められたエリア内の列車やバスが乗り降り自由になるパスポートのことです。
1枚買えばエリア内での移動がかなり楽になります。観光客向けですね。
【発売期間】 通年
【有効期限】 2日間
【料金】大人2060円
子供1030円 6歳以上12歳未満
【利用可能交通機関】 エリア内のJR東日本、弘南鉄道、津軽鉄道、弘南バス
列車だけでなくバスにも使うことができるのが抑えるべきポイントです!
どんな人にオススメ?
津軽フリーパスは、津軽地方をグルッと観光する予定の人にオススメです。
しかし、津軽地方でも青森市や弘前市のみを観光する場合は、普通に切符を購入して移動したほうが安上がりになります。
しかし、五所川原駅やその先(金木駅)付近まで足を伸ばそうと考えている人は、津軽フリーパスを使ったほうが断然お得です。
津軽フリーパスを使えば、2060円で新青森駅-金木駅間を2日間自由に移動することができます。
一方で、津軽フリーパスを使わずに新青森駅-金木駅間を移動するとしましょう。
まず新青森駅から弘前駅までが580円。
弘前駅から五所川原駅までが1番安くて500円。
津軽五所川原駅から金木駅までが550円。
計1630円です。
この往復なので、移動費の合計は3260円になります。
各地域で市営バスを使った観光をする場合、さらに追加で料金が発生します。
そう考えると各所で普通に切符を買うよりも、1枚2060円の津軽フリーパスを購入したほうが断然お得ですよね。
津軽フリーパスはどこで買うの?
津軽フリーパスが販売されている場所を紹介します。
エリア内のJR東日本(深浦駅、鯵ヶ沢駅、秋田県内数駅も含む)
・みどりの窓口
・指定席発券機設置駅
・びゅうプラザ
私は青森駅のみどりの窓口で購入しました。
みどりの窓口は駅の1階にあります。
買い方は簡単です。窓口にて「津軽フリーパス◯枚買いたいです!」と言えば、すぐに用意してくれましたよ。
料金を払うと、津軽フリーパスと共に、ガイドブックやバス鉄道時刻表も手渡されました。
津軽フリーパスの使い方
次に津軽フリーパスの使い方について、簡単に紹介していきたいと思います。
列車での移動で使うときは、乗り降りする駅の改札でパスを駅員さんに提示しましょう。
エリア内であれば、自動改札も津軽フリーパスで通ることができます。私のわかる範囲だと、青森駅と新青森駅と弘前駅には自動改札機がありました。
また先述した通り、津軽フリーパスはバスに乗るときも使うことができます。降りる際、運転手さんにパスをしっかり見せましょう。
他にも嬉しい特典がたくさん!
津軽フリーパスを購入すれば、移動費が安くなる他にも嬉しい特典をたくさんGETすることができますよ!
エリア内の観光施設・宿泊施設・協賛店などで、この「津軽フリーパス」を提示すると、ウェルカムドリンクやプレゼント、入場料金の割引などのサービスが受けられるんです。
実際使ってみての感想
簡潔に言えば「本当によかった」です。笑
津軽観光する人は旅の始めに購入することをオススメします。
私も青森駅から金木まで行く予定だったし、各市の観光名所も回る予定だったので、移動にかかるお金が1番気がかりでした。
しかしフリー切符を使った結果、移動費が2千円くらい安くなりました。
本当に助かった……。
バスを使う際も、いちいち財布の中の小銭を心配する必要がありませんでした。
そこが個人的には1番嬉しかったですね。
それに、津軽フリーパスを持っていると謎の安心感がありました。笑
その理由はおそらく、列車やバスで乗り間違えや降り間違えをするたびに、お金を払わなくて済むからだと思います。
フリーパスを持っていれば、移動で間違えまくっても安心ですよ!笑
最後に
津軽フリーパスのメリットは伝わりましたでしょうか?
今年は生誕110周年という記念すべき年なので、太宰治ゆかりの地めぐりを目的に青森へ行く人も、これから増えていくのではないかと思います。
その際は是非、移動費が安くなる津軽フリーパスを使うことを検討してみてくださいね。
では、失敬!