あなっちゃん旅行記

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【驚愕】青森市にある合浦公園の海岸で〇〇と遭遇してしまった

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砂浜につながっている珍しい公園「合浦公園」に行ってみた!

 

青森ひとり旅の思い出話(青森市編) も今回の記事が最後。

 

本当であれば新青森に到着したらすぐに弘前市へ向かう予定だったのですが、

絶対に行ってみたい場所があったので、最初の日は青森市で1泊することになりました。

 

そのどうしても行きたい場所というのが、青森市の海沿いにある「合浦公園」です。

 

今回の「青森ひとり旅」の目的は「太宰治ゆかりの地めぐり」

(太宰治は青森県出身)

 

そんな太宰治が執筆した作品の中に『津軽』という題の小説があります。

自身の故郷である津軽について書いた作品です。

(私が大好きな作品の1つでもあります)

 

その小説には、青森で過ごしていたときのことについても書かれています。

 

その思い出回想シーンにねぇ、出てくるんですよ〜。

合浦公園が!

 

これは絶対行かなきゃ!!!

 

と思い、早く起きて朝ご飯も食べずに向かいました。

 

 

合浦公園へ行くならバスを上手く使うべき!

  

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合浦公園は駅から結構離れた場所にあります。

駅から徒歩で行くなら40分はかかる距離だそうです。

 

 

時間に余裕があるのであれば、ゆっくり歩いて行きたいところですが……

他にも回りたい場所がある場合は、移動の時間をなるべく短縮したいですよね。

 

そんなときは「市内循環バス」を上手く使いましょう!

 

公園の前に「合浦公園前」というバス停があるので、

観光客にとっては、バスでのアクセスが1番わかりやすくて便利だと思います。

 

私は行きも帰りどっちもバスを使いました!

  

バスの時刻表や乗り場などは検索すると出てくるので、

当日あわてなくても良いように、あらかじめ調べて確認しておきましょう!

 

 

合浦公園の砂浜に行って海をゆっくり眺めてみた

 

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入り口には「合浦公園」と彫り込まれた石碑があります。

 

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どこに何があるか全くわからない状態ですが……

とにかく、海の方へ向かって進んでいきます。
 

合浦公園は公園内に砂浜があるという珍しい公園です。

デーt ……子供達なんかの遊び場に良さそうですよね〜!

 

公園近所に住んでいる人たちが羨ましい!

 

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平日の朝だし気温も低いので、人はまばらでした。

犬の散歩をしている人や、モーニングウォーキングをしている高齢者の方がちらほら。

散歩コースから海が見えるだなんて、山育ちの私からしてみれば羨ましい限りですよ。

いいなぁ!

 

歩いている途中で見かけた像2体。

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おおお〜!!!

 

……誰???

 

よくわかりませんが、像になるくらい偉い方たちなのでしょう。

先を急ぎます。

 

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白い木のみが生えているエリアがありました。

どうしてここだけ白いんだろう?

なんだか不思議ですね。

 

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こちらはアーティスティックな育ち方をした木。

適当にオシャレな名前をつけたら、このまま美術館に展示できちゃいそうですね。

 

それにしても、不思議な木がたくさん生えている公園だなぁ。

 

今はもうありませんが、昔ここの近くに中学校が建てられていたそうです。 

その中学校に太宰治が通っていたんですね。

 

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奥へ奥へと進んでいくと、木々の間から微かな波の音が聞こえてきました。

 

そして、いよいよ砂浜に到着!

 

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海だー!海だー!!!

 

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↑   海を見て大興奮するド田舎山育ち女

 

これが青森の海だっ……!

この寒々しくて白っぽい感じが 東北の海!って感じ。

  

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平日の朝早い時間だったので、砂浜には誰もいませんでした。

 

さてさて!

せっかくなので、ここで太宰治の『津軽』から一文引用してみます。

 

この公園は、ほとんど中学校の裏庭と言ってもいいほど、中学校と密着していた。私は冬の吹雪の時以外は、学校の行き帰り、この公園を通り抜け、海岸づたいに歩いた。謂わば裏道である。あまり生徒が歩いていない。私には、この裏道が、すがすがしく思われた。初夏の朝は、殊によかった。

____ 太宰治『津軽』

 

この砂浜は中学生太宰くんが自分の通学路に設定していたのだそう。

お気に入りの通学コースだったんですね。

  

中学生太宰くんの気持ち、よーくわかります。

私も高校生のとき、人通りの少ない川沿いの小道を通学路に設定していました。

疲れた学校帰り、自分だけの世界に思い切り浸ることができる裏道の存在を、

とてもありがたく感じていたことを覚えています。

人が選ばない道を歩くと落ち着くんですよね……。裏道大好き仲間です。

 

中学生太宰くんは、この海を眺めながら、

一体、どんなことを考えていたのでしょうか。

 

かつて太宰治が歩いたであろう合浦公園の砂浜。

彼の中学時代に想いを馳せながら歩いてみるのも一興です。

 

……めちゃくちゃ寒かったですが。

 

 

海を眺めていたら突然〇〇が飛んできた!

 

海を1人でボケーッと眺めていると、

あまり聞きなれない鳴き声を発する鳥が4匹、突然飛んできました。

 

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…… わ、わかります?

 

そうです、白鳥さん です!!!!! 

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⬆︎ 突然飛んできたかと思えば目の前を優雅に泳ぎ始めた白鳥さんたち。

 

「ヒョエェエ〜!白鳥!白鳥!!!」

白鳥って海も泳ぐの?!カッケェ!!!」

 

突然の白鳥飛来に年甲斐もなく大はしゃぎ。 ※ 今年で20歳

私の中では、白鳥といえば湖を泳いでいるイメージでした。

 

 

海を泳ぐ白鳥を見るのなんて生まれて初めて。

というかそもそも、野生の白鳥をこんな間近で見るのは初めて!

 

待てよ待てよ……

これって、けっこうレアな場面に遭遇しちゃったんじゃないのー?!

 

 

海って波があるから泳ぐのが難しそうじゃないですか。

それなのに、絶えず押し寄せてくる波に流されることなく、

真っ直ぐスイスイと泳いでいる白鳥さんたち……。

たくましい!カッコ良すぎる!

 

……あんな鳥に、私はなりたい。

 

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これは家に帰って調べてみてからわかったことなんですけど、

白鳥青森県のシンボル鳥(県民鳥)なのだそうです。

毎年冬に多くの白鳥が飛来するのだとか。

 

じゃあ、冬の青森観光で水辺に行けば、

白鳥が見られる可能性大ってことですね!

 

しかし、まさか合浦公園の海岸で白鳥を見ることができるだなんて……

ラッキーでした!

 

青森市を出て弘前市へ

 

海ってどれだけ眺めていても全く飽きませんよね〜。

 

ずっとここで海を眺めていたい!と本気で思ってしまうくらい、

目の前に広がる景色に心を奪われてしまった私。

 

しかし、いつまでもここに居続けるわけにはいきません。

 

そろそろ戻らなきゃ……

 

ホテルの朝食バイキングの時間が終わっちゃう!!!(大問題)

 

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……ということで、

名残惜しさを噛み締めながら砂浜の砂を袋に入れて(甲子園かよ!)、

合浦公園前からバスに乗り、急いでホテルへ戻りました。

 

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青森市の合浦公園。

青森に行く機会があれば、ぜひ寄ってみて欲しいオススメスポットです!

 

今回の旅行の中で1番好きだった場所はどこか?と問われると、

「合浦公園!!!」

と即答してしまうくらい、心癒される素敵な場所でした!

 

 

そして、心配していた朝食バイキングの時間にはちゃんと間に合いましたよ!

よ、よかった〜!

 

青森市での思い出を書く記事は、これが最後になりそうです。

旅行の振り返りをしていると、何だか寂しい気持ちになってきますね……。

 

ということで!

次回からは、青森県弘前市での旅の思い出を書いていきたいと思います〜!

 

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