あなっちゃん旅行記

旅を楽しくする情報を発信中です!

斜陽館へ行ったら「太宰ラーメン」を食べるんだッ!【五所川原市金木観光物産館マディニー】

f:id:ananachan:20181229174124j:plain

冒頭から突然ですが、あなたに質問です!

 

上の写真をご覧ください。

この立派な建物、何だと思いますか……?

 

実はこの家、あの太宰治生家なんです!

太宰治は『走れメロス』や『人間失格』で有名な昭和の小説家ですね。

f:id:ananachan:20190409205305p:plain

青森県五所川原市金木町にある太宰治の生家は

現在、太宰治記念館「斜陽館」として、

太宰治に関する貴重な資料が数多く展示されています。

 

斜陽館については過去記事で詳しく書いていますので、

よかったらご覧ください〜!

 

ananachantravel.hatenablog.com

 

斜陽館の見学を終えたら、館の向かいにある「金木観光物産館マディニー」へ行きました。

今回は、マディニーの中にある食事処「太宰らうめんと郷土料理はな」さんで昼食を取らせていただいたので、その様子を紹介していきたいと思います〜!

 

f:id:ananachan:20190409123035j:plain

「太宰らうめんと郷土料理はな」は、マディニーに入ってから奥の方へと進んでいったところにありますよ。

 

食券制なので、店に入る前にサンプルケースを見てメニューを決めます。

f:id:ananachan:20190409123410j:plain

津軽の郷土料理など、気になる料理が沢山ですが……。

実は私、とあるラーメンが目的でこのマディニーに寄ったんです。

 

 

そのラーメンがコチラ!

 

f:id:ananachan:20190409125005j:plain

ででーん!!!

 

その名も、太宰らーめん!

 

いやいやちょっと待て、

太宰ラーメンって何よ???

 

って感じですよね。

 

太宰治は生前「根曲竹」と「わかめ入りの若竹汁」が大好きだったのだそう。

それを合わせて津軽風にアレンジしたラーメンが、この「太宰ラーメン」なのだ!

 

前々から食べてみたいと思っていたので、

迷うことなく食券機へと向かいました。

 

f:id:ananachan:20190409125740j:plain

食券機はこんな感じ。

食券制のレストランって、最近あまり見かけなくなりましたよね。

少し残念です。

 

食券制、気楽で良いじゃないですか。

私は好きですよ。食券制。

チキン星人なので、テーブルから店員さんを呼ぶのが苦手なんですよねぇ……。

 

入り口カウンターのところにいる店員さんに食券を渡して、自分の好きな席に座ります。

 

f:id:ananachan:20190409130409j:plain

目立たない窓際のテーブル席にしました。

 

1人ですよッ!

初めての1人ラーメンですよッ!

 

ちょうどお昼時だったので、店内のテーブルは結構埋まっていました。

利用客の殆どは観光客なので、大抵は2〜4人ずつテーブルに座っています。

 

そんな中で私は1人!

 

大丈夫!恥じるな私!

これはメンタルを鍛えるための良い機会だ!

 

そう自分に言い聞かせながら数分待っていると、来ました!

f:id:ananachan:20190409130538j:plain

太宰ラーメン!

 

この、何とも言えないビジュアルが良い!

どんな味がするのでしょうか……?

 

f:id:ananachan:20190409130956j:plain

いざ、食す!

 

人目を気にせず黙々と食べてやりました。

 

いやぁ、美味い!!!

美味いぞ!太宰ラーメン!!!(感激)

 

塩味のサッパリとしたラーメンでした。

 

私は九州生まれ九州育ちなので、

ラーメンといえば「こってりとした豚骨ラーメン」。

 

豚骨ラーメン。

食べている時は美味しいのですが、

食後、胃の中が大変なことになるんですよ。

 

f:id:ananachan:20190409203335p:plain

(油物に弱い私の胃)

 

でも、この太宰ラーメンは、

もちろん全然油っぽくないし、後味がサッパリしているので

個人的にはとても好感が持てました!

 

もうね、毎日食べても良いくらい!

 

1番の魅力は何といっても根曲竹の食感。

普通の竹の子よりも固く、噛みごたえがありました。

それが新鮮で堪らなく美味しい!

 

私にとっては新感覚なラーメンでした。🍜

 

 

そして、もう1つ!

 

この太宰ラーメンには、ある面白い仕掛けが施されているのです。

 

ラーメンのスープを全て飲んでしまうと……。

 

f:id:ananachan:20190409131632j:plain

ジャジャーン!

 

スープで隠れていた部分に何か書かれているぞ……!

 

 

汝を愛し、汝を憎む。

 

私には、又別の専門科目がある。

世人は仮にその科目を愛と呼んでいる。

 

さらば旅人よ

命あらばまた他日

元気でいこう、絶望するな

では、失敬。

 

 

太宰治を読んだことのない人は

「……何のこっちゃ?」

と思うかもしれませんね。笑

 

これら3つの言葉は、

太宰治が書いた小説『津軽』に登場する台詞です。

 

※ 本来であれば「さらば旅人よ」ではなく「さらば読者よ」。

 

まるで太宰先生から激励を受けているかのような気分……!

 

無事に家まで帰ります!

そしてまた来ます!

 

そうドンブリに約束して帰路につました。

 

太宰治が好きだった味を楽しむことができる「太宰ラーメン」。

斜陽館を見学したら、帰りに是非「太宰らうめんと郷土料理はな」さんに寄って、太宰ラーメンを食べてみてください!

 

食べる時は、スープを飲んでしまうことも忘れずに!笑

 

それでは!

 

 

スポンサーリンク

 

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村