あなっちゃん旅行記

旅を楽しくする情報を発信中です!

和洋折衷大豪邸!太宰治の生家「斜陽館」と「旧津島家新座敷」に1人で行ってきたよ!

 

今年行ったひとり旅の様子を数記事に分けて詳しく書いていこうとゆっくりしていると……

ふと気が付けば今年もあと数日で終了

 

新しい年に入ってから昨年行った旅行の記事を書くのは、なんだかなぁ〜と思うので、今年中に書き上げられるように、あと数記事、何とかぶっ飛ばして書いていきます!

頑張るぞ……!

 

今回の記事からは、青森県五所川原市金木町での観光の様子をメインに書いていきたいと思います!

 

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金木町にある太宰治の生家「斜陽館」に1人で行ってみた!

 

今回の青森ひとり旅1番の目的は太宰治ゆかりの地めぐり。

『走れメロス』などで有名な昭和を代表する小説家の太宰治は青森県出身です。

 

彼が生まれた町は五所川原市の金木町。

そんな金木町に残っている彼の生家は、今は太宰治記念館「斜陽館」として、太宰治に関する数多くの貴重資料が展示されています。

国の重要文化財にも指定されているそうな。

 

太宰治ファンなら誰もが一度は訪れてみたいと思う斜陽館。

斜陽館は、私も高校時代から絶対に行ってみたい!と思っていたので、ひとり旅の最終日に行くことにしました。

五所川原市で1泊して、翌朝に津軽五所川原駅から金木町へ津軽鉄道に乗って向かいました。

 

斜陽館へのアクセス方法

 

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斜陽館の外観です。

旅館か?!と思ってしまうほど立派な外観ですよね〜。

この大きな家が太宰治の実家なんです。

 

金木駅から斜陽館まで私は歩いて行きましたが10分くらいで着きました。

斜陽館の前にバス停があるので、バスで行くのも良いと思います。

 

津軽鉄道乗車中、金木駅に着く直前に車窓から大きな赤い屋根が見えます。

それが斜陽館の屋根です。

 

斜陽館は和洋折衷の大豪邸!

 

斜陽館に入るには入場料が必要です。

年齢によって料金が異なるので、詳細は斜陽館のHPで確認してみてください!

 

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写真をたくさん撮ったので、どんどん載せていきますね!

とても広〜い豪邸だったので、撮った写真の枚数も多くなりました。

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階段が物凄くオシャレでした。

ケヤキで出来ている階段なのだそうです。

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私が1番好きだった部屋、洋間です。階段を上がった先にあります。

中学生太宰くんは、部屋の奥にあるソファによく寝そべっていたそうです。

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斜陽館内には素敵な和洋折衷部屋がたくさん!

色使いが好きだったので思わずパシャりしてしまった部屋です。

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ここは1階にある「太宰爆誕の間」です。

1909年6月19日、この部屋で太宰治は生まれたのだそうな。

 

他にも素敵な部屋がたくさんありましたが、全部書いていると長くなりそうなので、残念ですが、割愛します!!!

 

斜陽館に行けば太宰治と写真が撮れちゃうよ!

 

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斜陽館内には太宰治と写真が撮れちゃうコーナーが数カ所あります。笑

専用アプリを入れて、指定された場所にカメラをかざすと、画面内に太宰治が登場します。

つまり、斜陽館に行けば、太宰治と記念ツーショットが撮れちゃうのだ!笑

これファンにとってはたまらないコーナーですよ!面白すぎる〜!!!

 

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使用例です。笑

でも太宰治と写真撮れるのは今度の3月までだそうなので、気をつけてくださいね!

 

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こんなのもありました。笑

持って記念撮影ができちゃいますよ!

 

旧津島家新座敷にも行ってきた!

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斜陽館の見学を済ませた後、太宰治が疎開中に滞在していたという「太宰治疎開の家(旧津島家新座敷)」にも行ってきました!

旧津島家新座敷は斜陽館から歩いてすぐの場所にあります。

ここで働かれているスタッフの方の説明が素晴らしいとファンの間で有名なので、私も行ってみることにしました!

 

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入り口から中へ入ると、すぐにスタッフさんが出てきて入場料を払いました。

そして説明が必要かどうかを尋ねられました。

 

それはもう!是非聞かせてください!!

せっかくなのでね!

 

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スタッフさんの説明を聞きながら、施設の中を見学していきます。

見学途中に今まで知らなかったようなレア小話も聞けちゃうので、「太宰のことなら何でも知ってるぜ!」というガチ勢の方も、是非スタッフさんの説明を聞いてみてください!

 

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ここは太宰治が疎開中に作品の執筆をしていた部屋です。

座布団に座って写真を撮るのが、ファンたちに人気なのだそう。

 

「1人旅だから写真撮ってくれる人がいない〜」と嘆いていたら、なんとスタッフさんが撮ってくださりました!ありがたい!

 

他にも、寒いだろうとストーブを出してきてくださったり、帰りの列車の心配をしてくださったりなど、とても心優しい方でした……!

 

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施設内のトイレが可愛かったです。

男性トイレの表示板に描かれているのは……

そうです。太宰治です。笑

 

最後に

 

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金木まで行く太宰ファンの方は、「斜陽館」には必ず寄るだろうと思います。

しかし、金木に行く際は、斜陽館だけではなく、是非「太宰治疎開の家(旧津島家新座敷)」にも足を運んでみてほしいです!

斜陽館とはまたちょっと違った雰囲気を楽しむことができるし、何よりスタッフさんの説明がすごく詳しい&面白いので!

 

ファンの方はもちろん、ファンでない方も楽しめると思います!

 

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津軽鉄道に乗って津軽五所川原駅から金木駅へ行ってみたよ!

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本州最北を走る津軽鉄道に乗って金木町へ行ってみたよ!

 

今年の11月下旬に出かけた「青森ひとり旅」。

旅行最終日である3日目は五所川原市の金木町へ行きました!

 

金木町は小説家太宰治の生まれた町です。

私の今回のひとり旅の目的は「太宰治ゆかりの地めぐり」

 

つまり、この金木町観光は、メイン中のメインだったのです!

 

今回は、そんな金木観光での様子を、数々の写真と共に紹介していきたいと思います! 

 

金木駅までのアクセス方法

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私は金木へ行く前日に、五所川原市で1泊しました。

五所川原駅から歩いて数分のところにあるホテル「サンルート五所川原」です。

 

JR五所川原駅の奥にある津軽五所川原駅から津軽鉄道に乗って金木駅へ向かいます。

乗り換えなし20分で着きます。運賃は550円でした。

 

金木でゆっくりと観光を楽しみたいのであれば、

前日に五所川原駅付近か弘前駅付近で1泊すると良いですよ!

 

参考までに。弘前駅から五所川原駅までの乗車時間は約45分です。

弘前から金木へ行く場合は、五所川原駅で津軽鉄道に乗り換えなければなりません!

 

津軽鉄道に乗って金木町へ!

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JR五所川原駅の隣奥に津軽五所川原駅があります。

津軽鉄道に乗る場合には、ここから駅構内へ入っていきます。

 

駅内に発券機や改札機はないです!

切符を買ったら津軽鉄道の乗り場へと向かいます。

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階段を上り、まっすぐ進むと……

 

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津軽鉄道のりばに着きました!

3番線で金木方面行きの列車を待ちます。

私は利用していませんが、のりばのすぐ近くに待合室とトイレと自動販売機がありました。

 

時間まで少し待っていると……来ました!

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津軽鉄道「走れメロス号」

 

オレンジ色の塗装と深緑色のラインが可愛いワンマン列車。

太宰治の代表作である「走れメロス」から名前がつけられています。

 

しかし、乗り場には私以外に誰もいませんでした。

もしかして私だけなのか?!とビビりながら車内へ。

 

平日の朝だから少ないのかなぁと思っていると、後から2人乗ってきました!ホッ!

 

走れメロス号、時間通りに出発です!

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車窓からの景色が、これぞ北国の風景!って感じ。

広い空、どこまでも続いているかのように広がる津軽平野。

 

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この日は曇りで、朝から小雨が降っていたのですが、

途中、車窓から少しだけ岩木山が見えました!ラッキー!

 

私が行ったのは11月下旬だったので、山頂には雪が少しだけ積もっていました。

津軽富士とも呼ばれている岩木山は、弘前から見ると漢字の「山」のような形をしています。

しかし、金木方面から見ると、富士山のような綺麗な形に見えるのです!

 

山は見る場所によって形が違って見えるので面白いですよね〜!

 

列車に揺られること20分。

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着きました〜!金木っ!!!

 

「太宰のふるさと」という文字が目立っています。

出だしから太宰治を推してきてる……!これは楽しみだなぁ……!笑

 

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金木駅の外観です!三角形の赤い屋根が可愛らしいですよね〜!

有人駅で、2階には食堂も入っていました。

 

ではでは早速、金木観光を始めていきたいと思います〜!

 

(長くなりそうなので、次の記事へ続く!)

 

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弘前市にある「太宰治まなびの家」に行ったら良いもの貰っちゃった!【女子ひとり旅】

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太宰治が高校時代を過ごした青森県弘前市に行ってきたよ!

 

11月下旬に行った「青森ひとり旅」。2日目は弘前市へ行きました!

これからは弘前観光での様子を、数記事に渡って紹介していきたいと思います!

 

さてさて、青森県弘前市といえば……

「弘前城」「弘前ねぷた」「りんご」「岩木山」などが有名ですね。

 

見どころ盛りだくさんの弘前市。

実は、太宰治が高校時代を過ごした場所でもあります。

 

『走れメロス』などで有名な、昭和を代表する小説家・太宰治。

彼は青森県の金木出身(現五所川原市)で、20歳まで青森県内で暮らしていました。

中学時代は青森市で過ごし、高校時代は弘前市で過ごしていたのです。

 

弘前市には、太宰治が高校時代に下宿していた家「旧藤田家住宅(太宰治まなびの家)」があります。

市の有形文化財にも指定されていて、現在、施設内には、太宰治の高校時代に関する様々な資料が展示されているのです。

 

太宰治ファンなら絶対行っておきたい場所です!

 

……ということで、私も行ってきました!

 

 

【オススメなアクセス方法】100円循環バスを使おう!

 

弘前市を観光する場合は100円バスを使うのがオススメです!

観光地を巡回する運行コースで、10分おきに運行しています。

 

乗り損ねても10分待てば次のバスが来る、って凄く安心できますよね。

(私が今住んでる家の最寄りバス停なんて1時間に1回しかバス来ないですからね!)

 

観光客にとっては、非常に「便利」で「使い勝手も良い」バスです。

 

今回私が行った「太宰治まなびの家」は、駅からけっこう離れた場所にあります。

したがって、他にも回りたい場所があるよ!って人は、

バスを使って、移動時間をなるべく短縮するようにしましょう!

 

「太宰治まなびの家」に最も近いバス停の名前は「上土手町」でした。

弘前駅前のバスのりば(確か2番のりば)から土手町循環バス(100円バス)に乗って、

バス停「上土手町」で降りましょう。

 

しかし「太宰治まなびの家」はそのバス停からも少し離れた場所にあります。

なので少しだけ歩かなきゃいけないです。

 

しかし「行き道」について心配する必要はありません!

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こんな感じで……

降りたバス停付近の電柱に、ちゃんと方向が書かれています。

 

矢印にしたがって歩けば、無事にたどり着くことができますよ!

 

 

「太宰治まなびの家」に到着!気になる展示品は?

 

バスから降りて歩くこと約10分……

 

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到着しました〜!まなびの家!

 

結構わかりにくい場所にあるので、入り口を見落とさないようにしましょう!

 

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入場は無料です!やったね!

  

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私が行ったときは、まだ紅葉が綺麗でした。

 

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玄関からお邪魔します〜。

引き戸をガラガラと開けてみると……

 

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う、う"わああっ!!!

誰かいるっ!!!こっち見てるっ!!!

 

びっくりして再び戸を閉めてしまいそうになりましたが、

よくよく見てみると、高校生太宰くんでした。

 

ポーズキメまくり太宰くんによるお出迎え!

嬉しいけど、ビックリしすぎて心臓が止まるかと思いました……。

 

玄関戸を開けたすぐ正面に、この太宰くんパネルが置かれています。

隣に立って記念写真なんか撮れちゃいそうですよね〜!

 

私も撮りたかったのですが、撮ってくれる人がいませんでした……。

 

くぅう! ひとり旅はこんなときがつらい……!

 

 

そして太宰くんパネルの横に書かれているように、

入り口左側には解説員さんの部屋があります。

 

ふと左側に目を向けてみると、

おじいさん(解説員さん)が部屋から顔を覗かせていました。

 

こんにちは〜

こんにちはー!

見学ですか?

は、はい〜!見学です〜!

 

1階の展示から見ていくと良いよ〜!とオススメしてくれました。

 

2階には太宰の部屋もありますんで1階見終えたら行ってみてください

了解です!ありがとうございます〜!

 

どちらからで?

九州です〜!

えぇええ?!?!

 

(以下割愛)

 

 

2階には太宰治が下宿当時に使っていた部屋があるそうです。

そちらが気になりますが、とりあえずは解説員さんからオススメされた通り、

1階の展示から見てみることにしました。

 

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外はしとしと小雨が降り、見学者は私だけ。

部屋は落ち着いた雰囲気に包まれていました。

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いやぁ、和室って落ち着きますね……。

 

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ファンの間では有名な 黒歴史ノート 高校時代の落書きノートも展示されていました。

 

ちょっと考えてみてください。

もしアナタの高校時代の落書きが100年後に一般公開されたら……

 

どう思います?

 

ちょっと…… いや、かなり恥ずかしくないですか?

 

この光景をあの世の太宰治に見せると、絶対に恥ずかしがるだろうなぁ〜と思います。

「いや、ひどいねぇ」って言いそう……!笑

まぁでも、ファンにとってはもの凄くありがたい展示品なんですけどね!

見ていてとても面白いです。ありがとうございます。←最低

 

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太宰治が高校生の頃に書いた作品も展示されました。

自由に手にとって読んでいいらしいです〜!

 

まだ作家になる前の太宰治が書いた4つの作品。(レアですよ)

確かに、初めて見るような題の作品ばかりです。

せっかくだから読みたいけど、全部しっかり読んでいると半日はかかるぞ……!

 

パラパラっと目を通すのみで我慢しました。

 

ちなみに、知らない人も多いだろうと思いますが、太宰治の本名は津島修治です。

太宰治は小説を書くときのペンネームなんですよ。

 

 

 

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それら4つの作品が置かれていた机の左角に注目!

紙が貼られていますね。「まなびはこの場所で」と書かれています。

 

つまり、高校生太宰くんはここで勉強していた……ということかな?

 

あの太宰治も、ここに座って「あ〜!課題めんどくセ〜!」的なこと言っていた時代があったのかなぁと思うと、何だかホッコリしてきます。笑

 

1つ1つの展示品をじっくりと眺めているうちに30分が経過。

あまりにも長いので、解説員さんが心配して声をかけてくれました。笑

 

1階の展示品を見終えたら、次は2階へ行きます。

 

実は、2階へ行くための階段は解説員さんの部屋の中にあります。

なので、2階に行きたいときは勇気を出して部屋の戸を開けて

「2階見てもいいですか?」と聞いてみましょう。

「どうぞ!どうぞ!」という快い返事が返ってきます〜!

 

階段を上るとき、「段差が急だから気をつけてね〜!」

解説員さんが声をかけてくれました。すごく優しい。(感動)

 

ご親切にありがとうございます解説員さん!!!

でも私はまだ若いから、このぐらいヘッチャラさ!!!!!

 

と、余裕ぶっこいていましたが、

確かに急でした。

 

下りるときに足を滑らせかけて ガゴゴッ!となったので、

油断せず、段差に注意して上り下りするようにしましょう!

 

 

さてさて、気合いで階段を上りきった先には、太宰治の部屋が待っていますよ!

 

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ジャジャーン!

 

これが、太宰治が下宿時に使っていた部屋です!

 

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部屋の壁には、それっぽい服が掛けられていました。

 

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部屋の窓からは綺麗な紅葉が。

こんな素敵な部屋で暮らしてみたいですね〜!

 

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そして部屋の入り口付近には、高校生太宰くんの写真がズラリと展示されていました。

 

これらの写真を撮ったのは、当時のこの家の息子さんです。(太宰治と歳が近い)

よって、ポーズをキメまくってる写真がかなり多いです。笑

 

家族や友達など親しい人にカメラを向けられると、

何の恥じらいもなく「イケてる風のポーズ」をとっちゃったりしませんか?

 

ここの家の息子さんと高校生太宰くん、相当仲が良かったんだろうだなぁ〜。

そんなことを考えながら、ゆっくり展示品を眺めました。

 

20分くらい経って、やっと、

「他の場所にも行かなきゃいけないし、そろそろ帰ろうかな〜!」

という気分になりました。笑

 

解説員さんが親切すぎた

 

なんと、帰るときに解説員さんからプレゼントをいただいちゃいました!

 

帰ろうとしていたら「ちょっと待って!良いもんあるよ〜!」と呼び止められ……

 

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なんと、栞と缶バッジをいただいちゃいました!

 

「ウ"ホォお"っ?! いいんですか?!?!」

 

プレゼントを貰ったことはもちろん嬉しいのですが、何よりも、

解説員さんの親切心が嬉しすぎて、思わずゴリラのような声を出してしまいました。

 

「青森は寒いから風邪を引かないようにね〜!」

 

と、風邪の心配までしてくださって……。

解説員さん、とても親切な方でした。

 

あっ、思い出すだけで感動の涙が……。(泣)

 

 

ここで言うのも変ですが、もう一度お礼と感謝の言葉を……!

解説員さん、本当にありがとうございました!

 

 

太宰治ファンなら絶対行くべき!

 

青森県弘前市にある「太宰治まなびの家」

弘前市に寄った太宰ファンの方々には、ぜひ行ってみてほしい場所ですね!

 

本やネットでは目にすることがないような、

高校生太宰くんのレアな写真が数多く展示されていますよ〜!

 

黒歴史ノートも間近で見ることができるし、高校生太宰くんが書いた小説も読むことができますので、とても楽しめると思います。

 

高校生太宰くんのことを詳しく知ることができて、とても嬉しかったです。

太宰ファンの方々は、金木だけじゃなくて弘前にも寄った方が良いです!絶対!

 

少し長くなってしまいましたが、今回はここまでにしておきたいと思います!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

 

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弘前の津軽藩ねぷた村で太鼓を叩いて津軽三味線を聴くレアな体験をしてきたよ!【女子ひとり旅】

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太鼓も叩ける?津軽三味線も聴ける?弘前ねぷた村の魅力を紹介!

 

11月に行った「青森ひとり旅」。2日目は弘前市を観光しました。

弘前といえば「弘前ねぷた」ですよね!

 

実は私、この「青森ひとり旅」に行く1週間前に、

地元の大分県日田市で「弘前ねぷた」を見ているんです。

 

そのときの記事はこちら ↓ 

 

ananachantravel.hatenablog.com

 

とっても感動したので、弘前に行くならねぷたも見たいな!と思い、

たくさんの「扇ねぷた」や「組ねぷた」が展示されているという

「津軽藩ねぷた村」に行ってみることにしました!

 

  

津軽藩ねぷた村までのオススメなアクセス方法 

 

 

ねぷた村は弘前駅から離れた場所にあります。

なので、駅からのアクセスの場合だと、徒歩で行くのは大変!

 

安くて便利な市内循環100円バスを使って行くのがオススメです。

私は行きも帰りも100円バスを使いましたよ〜!

 

最寄りバス停の名前は「津軽藩ねぷた村」でした。

そのまんま!わかりやすいですね!

 

ねぷた村はバスを降りてすぐの場所にあります。

 

近くには「弘前城」もあるので、一緒に観光してみると良いですよ!

 

 

入場料を払ってねぷたを見よう!

 

村内の売店やレストランの利用は無料ですが、

ねぷたが展示されている「ねぷたの館」に入るには入場料が必要になります。

大人は1人550円(税込)でした。

 

先に言っちゃいますが、入場料を払う価値「大アリ」です。

というか、館内では入場料以上の体験ができちゃいます!

 

まず、入り口横にある受付で「入場券」を買います。

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ごめんなさい、訂正します。

入場券ではなく「入村券」でした。笑

 

入村券の他に「パンフレット」と「山絃堂の演奏スケジュール」も貰えます。

山絃堂(さんげんどう)は村の有料エリア内にある津軽三味線演奏コーナー

 

なんとですね!このスケジュールに書かれてある時間に山絃堂へ行けば、

津軽三味線の生演奏を聴くことができちゃうんです!

しかもすぐ目の前で!(料金は入村料に含まれています)

 

やっぱりね!

津軽に来たからにはね!

津軽三味線、聴いてみたいですよねっ!

 

三味線タイムまで、まだまだ時間に余裕があったので、

それまで館内に展示されている「弘前ねぷた」をゆっくり眺めてみることにしました。

 

まさかの太鼓叩きにチャレンジ!?

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受付で買った入村券を持って「ねぷたの館」へ進みます。

入り口から館内へ入ると、スタッフのお姉さんが入村券の確認をしてくれました。

 

入村券を見せるとスタッフお姉さんから「こちらへどうぞ〜!」と言われました。

誘導されるがまま、お姉さんの後をついていきます。

 

何が始まるのかと思えば、なんと!

こんな小娘1人のために、弘前ねぷたの説明をしてくれたんです!

 

観光地のスタッフさんって、ひとり客には「ご自由にどうぞ!」という感じで、

団体客相手の説明に力を入れている……というところが多いんです。

でも、ねぷた村のスタッフさんは、こんな小娘1人にも丁寧に説明をしてくれました。

 

感激ですよ……!

ひとりで来た観光客に、ここまでしてくれるだなんて!

 

青森ねぶたと弘前ねぷたの違いについて教えてくれました。

ねぶたねぷた

 

「えっ?……何が違うの?」

 

同じように思えますが、実は1文字違うだけで内容が少し違ってくるんですよ〜!

あまり馴染みのない地域に住んでいると、違いがよくわからないですよね!

 

1番わかりやすい違いは掛け声。

青森は「ラッセラー!」

弘前は「ヤーヤドー!」らしいです。

 

へぇ〜!初めて知った!

あ、でも確かに!このまえ地元で「弘前ねぷた」を見たとき、

山車を引いている人たちが「ヤーヤドー!」って言ってたなぁ。

 

そんなことを考えていると、スタッフお姉さんから突然の提案が!

 

「せっかくなので太鼓を叩いてみませんか?」

 

「え、えーっ?!!」

 

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ドドーン!

 

お姉さんが指差す先には大きな太鼓が3つ並んでいました。

 

……太鼓って、コレですか?!お姉さんッ?!

 

私この太鼓、知ってるよ!このまえ見たもん!

ねぷた運行のとき、山車の側でおじさん達がドンドン叩いてたやつだ!

 

「せっかくなのでやってみましょうよ!貴重な経験になりますよ!」

 

くうぅ、「貴重な経験」という言葉に弱い私です。

えぇ、もちろん!喜んで叩きますよ!お姉さん!!!

 

どこからともなく現れたスタッフお兄さんが、最初に叩き方のお手本を見せてくれました。

少しだけ練習をして、いよいよ本番!

お姉さんが笛を吹き、お兄さんと私が太鼓を叩きました。

 

もうね、やるからには本気!

お兄さんの叩き方を見ながら全力でぶっ叩きました。

 

叩き終わった後「すっ、素晴らしいですねwww」

お褒めの言葉(?)をいただいちゃいました!やったー!

 

弘前に引っ越して太鼓叩く人になろうかなぁと一瞬本気で考えてしまいましたよ。

いやぁ、楽しかった!!!

 

 

大迫力!弘前ねぷたの展示!

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太鼓叩きが終わった後は自由見学です。

館内を自由に歩き回り、数々の作品を思う存分眺めました!

展示されているねぷたは「扇ねぷた(扇型)」が多め。

 

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こちらは「組ねぷた(人形型)」。かっこええ〜!

これは多分、上杉謙信と武田信玄ですね???

 

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ビッグサイズ扇ねぷたの迫力が凄かった!

表面の絵をこんなにまじまじ見るのは初めてです。色使いが綺麗〜!

 

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大型扇ねぷたの中は、こんな感じになっているみたいです。

見学者は下を通ることができるようになっています!

 

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壁に並ぶたくさんの扇ねぷた。

暗闇にふわりと浮かんでいるようで、ちょっぴり幻想的。

それぞれ表面に描かれている絵が違うので、1つ1つじっくり眺めてみると面白いですよ!



私の推し「金魚ねぷた」の可愛さを知ってほしい

 

突然ですが!

ここで私の推しねぷた「金魚ねぷた」を紹介したいと思います!笑

 

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△ 地元の日田市でひと目惚れした金魚ねぷたさん

 

私がこの「金魚ねぷた」に一目惚れしたのは、

私の地元・大分県日田市で「弘前ねぷた」が運行された日でした!

 

ねぷた運行日の前に、弘前市から日田市へ200体の金魚ねぷたが送られたそうで、

当日には運行コースに面した店先にたくさん飾られていたんです。

 

この「金魚ねぷた」は縁起物として親しまれているのだとか。

幸福をもたらす金魚だと言われてきた「津軽錦」がモデルなのだそうです!

 

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△  運行ルート付近の店先に飾られていた金魚ねぷたさん

 

めっちゃ可愛くないですか……?!

 

コレ欲しいなぁ〜!と思っていたら、

隣にいたおじいさんが「コレいくらですか?」って店の人に聞いていました。笑

 

お店の人は「これ売り物じゃなくて頂き物なんです〜!」って断っていました。

おじいさんも思わず欲しくなっちゃうくらい可愛い「金魚ねぷた」。

 

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ねぷた村内には、そんな「金魚ねぷた」がたくさん生息していました!笑

天国か、ここが天国なのか……。

 

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あああっ!可愛いっ!!!

こちら、デカいサイズの金魚ねぷたさんです。

瞳孔小さめなところがキュート!

正面から見たこの間抜けヅラがたまらない!

可愛すぎる!持って帰りたい!!!

 

欲しくてたまらなかったので、帰りに村内の売店で買いました。笑

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 △ 1000円くらいで買った金魚ねぷた(自分へのお土産)

手乗りサイズの可愛らしい金魚ねぷたさんです。

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いやぁ、良い買い物をしました。満足!

 

 

面白くて楽しい観光施設!

 

途中で面白い手書き看板発見! 

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「ねぷたっこさなって写真撮ってみねが?」

 

これは、、、津軽弁ですね!?

 

私、津軽弁大好きなんです!

なので、旅行中はずっと耳を澄まして歩いていました。

……何と言っているのかは全く理解できないんですけどね!

 

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おっ、イケメン発見!

「ヤーヤドー!」(挨拶)

 

な〜んてふざけていると「ヤーヤ堂」に着きました。笑

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先ほどの写真のように、手書き方言の看板があちこちにあったりなど、

至る所に遊び心が潜んでいるユーモア満載の楽しい観光施設です!

 

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ヤーヤ堂には、ねぷたに関するものを中心に、様々な資料が展示されています。

金魚ねぷたの製作実演コーナーもありました!

 

また、この「ねぷた村」では製作体験もできるんです!

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例えば、金魚ねぷたの絵付け体験ができちゃったりします。

自分だけの金魚ねぷたが作れちゃうって嬉しいですよね!

時間(とお金)に余裕があったら挑戦してみたかったなぁ〜!

 

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こけしの絵付け体験など、他にも様々な体験ができるみたいです。

観光しながら津軽文化に直で触れることができます。

これがあの「体験型観光」ってやつですかね? 面白いな〜!

 

津軽三味線を間近で聴くというレアな体験! 

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演奏開始時刻3分前くらいに山絃堂へ向かいました!

 

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木の椅子に座って待つこと数分。時間になるとステージに奏者さんが登場します。

演奏中の奏者さんとの距離はわずか5mほど。近い!

こんな間近で津軽三味線を聴くことができるだなんて!

 

演奏してくれたのは「アイヤ節」「りんご節」「津軽じょんから節」の3つ。

アイヤ節は明るい感じ、りんご節は可愛い感じ、じょんから節は神って感じでした。

(ド素人の感想)

 

もちろん私の「津軽三味線についての知識」は皆無です。

なので、旅行前に某動画サイトで少〜しだけ予習をしました。

 

……が、しかし、

当たり前ですが、動画で見るのと生演奏を聴くのとでは迫力が全然違います

 

ねぷた村に行くのであれば、ぜひ山絃堂で津軽三味線を聴いていただきたい!

演奏料は入村料に含まれていますからね!聴かなきゃもったいないですよ!

 

山絃堂を過ぎたところに「ずぐり庵」という名前の部屋があります。

写真は撮っていないのですが、駒を中心とした木材玩具がたくさん展示されていました。

そこで駒の説明をしてくれたスタッフお兄さんの話がとっても面白かったです!

 

 

弘前観光するなら絶対に行くべき!

 

今回紹介した「津軽藩ねぷた村」は、

弘前観光をするなら絶対行ってみてほしいオススメ観光スポットです!

 

【 今回の私のレア体験 】


・太鼓叩きに挑戦できた!

・目の前で津軽三味線の演奏を聴くことができた!

 

また、村内には展示施設の他に「売店」や「食事処」もあります。

売店には青森県限定品がたくさん売られていました!

食事処では津軽地方の郷土料理を食べることができちゃいますよ〜!

 

弘前に行った際には、様々な角度から津軽文化に触れることができる

「津軽藩ねぷた村」に、ぜひ足を運んでみてくださいね〜!

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【驚愕】青森市にある合浦公園の海岸で〇〇と遭遇してしまった

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砂浜につながっている珍しい公園「合浦公園」に行ってみた!

 

青森ひとり旅の思い出話(青森市編) も今回の記事が最後。

 

本当であれば新青森に到着したらすぐに弘前市へ向かう予定だったのですが、

絶対に行ってみたい場所があったので、最初の日は青森市で1泊することになりました。

 

そのどうしても行きたい場所というのが、青森市の海沿いにある「合浦公園」です。

 

今回の「青森ひとり旅」の目的は「太宰治ゆかりの地めぐり」

(太宰治は青森県出身)

 

そんな太宰治が執筆した作品の中に『津軽』という題の小説があります。

自身の故郷である津軽について書いた作品です。

(私が大好きな作品の1つでもあります)

 

その小説には、青森で過ごしていたときのことについても書かれています。

 

その思い出回想シーンにねぇ、出てくるんですよ〜。

合浦公園が!

 

これは絶対行かなきゃ!!!

 

と思い、早く起きて朝ご飯も食べずに向かいました。

 

 

合浦公園へ行くならバスを上手く使うべき!

  

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合浦公園は駅から結構離れた場所にあります。

駅から徒歩で行くなら40分はかかる距離だそうです。

 

 

時間に余裕があるのであれば、ゆっくり歩いて行きたいところですが……

他にも回りたい場所がある場合は、移動の時間をなるべく短縮したいですよね。

 

そんなときは「市内循環バス」を上手く使いましょう!

 

公園の前に「合浦公園前」というバス停があるので、

観光客にとっては、バスでのアクセスが1番わかりやすくて便利だと思います。

 

私は行きも帰りどっちもバスを使いました!

  

バスの時刻表や乗り場などは検索すると出てくるので、

当日あわてなくても良いように、あらかじめ調べて確認しておきましょう!

 

 

合浦公園の砂浜に行って海をゆっくり眺めてみた

 

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入り口には「合浦公園」と彫り込まれた石碑があります。

 

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どこに何があるか全くわからない状態ですが……

とにかく、海の方へ向かって進んでいきます。
 

合浦公園は公園内に砂浜があるという珍しい公園です。

デーt ……子供達なんかの遊び場に良さそうですよね〜!

 

公園近所に住んでいる人たちが羨ましい!

 

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平日の朝だし気温も低いので、人はまばらでした。

犬の散歩をしている人や、モーニングウォーキングをしている高齢者の方がちらほら。

散歩コースから海が見えるだなんて、山育ちの私からしてみれば羨ましい限りですよ。

いいなぁ!

 

歩いている途中で見かけた像2体。

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おおお〜!!!

 

……誰???

 

よくわかりませんが、像になるくらい偉い方たちなのでしょう。

先を急ぎます。

 

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白い木のみが生えているエリアがありました。

どうしてここだけ白いんだろう?

なんだか不思議ですね。

 

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こちらはアーティスティックな育ち方をした木。

適当にオシャレな名前をつけたら、このまま美術館に展示できちゃいそうですね。

 

それにしても、不思議な木がたくさん生えている公園だなぁ。

 

今はもうありませんが、昔ここの近くに中学校が建てられていたそうです。 

その中学校に太宰治が通っていたんですね。

 

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奥へ奥へと進んでいくと、木々の間から微かな波の音が聞こえてきました。

 

そして、いよいよ砂浜に到着!

 

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海だー!海だー!!!

 

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↑   海を見て大興奮するド田舎山育ち女

 

これが青森の海だっ……!

この寒々しくて白っぽい感じが 東北の海!って感じ。

  

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平日の朝早い時間だったので、砂浜には誰もいませんでした。

 

さてさて!

せっかくなので、ここで太宰治の『津軽』から一文引用してみます。

 

この公園は、ほとんど中学校の裏庭と言ってもいいほど、中学校と密着していた。私は冬の吹雪の時以外は、学校の行き帰り、この公園を通り抜け、海岸づたいに歩いた。謂わば裏道である。あまり生徒が歩いていない。私には、この裏道が、すがすがしく思われた。初夏の朝は、殊によかった。

____ 太宰治『津軽』

 

この砂浜は中学生太宰くんが自分の通学路に設定していたのだそう。

お気に入りの通学コースだったんですね。

  

中学生太宰くんの気持ち、よーくわかります。

私も高校生のとき、人通りの少ない川沿いの小道を通学路に設定していました。

疲れた学校帰り、自分だけの世界に思い切り浸ることができる裏道の存在を、

とてもありがたく感じていたことを覚えています。

人が選ばない道を歩くと落ち着くんですよね……。裏道大好き仲間です。

 

中学生太宰くんは、この海を眺めながら、

一体、どんなことを考えていたのでしょうか。

 

かつて太宰治が歩いたであろう合浦公園の砂浜。

彼の中学時代に想いを馳せながら歩いてみるのも一興です。

 

……めちゃくちゃ寒かったですが。

 

 

海を眺めていたら突然〇〇が飛んできた!

 

海を1人でボケーッと眺めていると、

あまり聞きなれない鳴き声を発する鳥が4匹、突然飛んできました。

 

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…… わ、わかります?

 

そうです、白鳥さん です!!!!! 

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⬆︎ 突然飛んできたかと思えば目の前を優雅に泳ぎ始めた白鳥さんたち。

 

「ヒョエェエ〜!白鳥!白鳥!!!」

白鳥って海も泳ぐの?!カッケェ!!!」

 

突然の白鳥飛来に年甲斐もなく大はしゃぎ。 ※ 今年で20歳

私の中では、白鳥といえば湖を泳いでいるイメージでした。

 

 

海を泳ぐ白鳥を見るのなんて生まれて初めて。

というかそもそも、野生の白鳥をこんな間近で見るのは初めて!

 

待てよ待てよ……

これって、けっこうレアな場面に遭遇しちゃったんじゃないのー?!

 

 

海って波があるから泳ぐのが難しそうじゃないですか。

それなのに、絶えず押し寄せてくる波に流されることなく、

真っ直ぐスイスイと泳いでいる白鳥さんたち……。

たくましい!カッコ良すぎる!

 

……あんな鳥に、私はなりたい。

 

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これは家に帰って調べてみてからわかったことなんですけど、

白鳥青森県のシンボル鳥(県民鳥)なのだそうです。

毎年冬に多くの白鳥が飛来するのだとか。

 

じゃあ、冬の青森観光で水辺に行けば、

白鳥が見られる可能性大ってことですね!

 

しかし、まさか合浦公園の海岸で白鳥を見ることができるだなんて……

ラッキーでした!

 

青森市を出て弘前市へ

 

海ってどれだけ眺めていても全く飽きませんよね〜。

 

ずっとここで海を眺めていたい!と本気で思ってしまうくらい、

目の前に広がる景色に心を奪われてしまった私。

 

しかし、いつまでもここに居続けるわけにはいきません。

 

そろそろ戻らなきゃ……

 

ホテルの朝食バイキングの時間が終わっちゃう!!!(大問題)

 

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……ということで、

名残惜しさを噛み締めながら砂浜の砂を袋に入れて(甲子園かよ!)、

合浦公園前からバスに乗り、急いでホテルへ戻りました。

 

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青森市の合浦公園。

青森に行く機会があれば、ぜひ寄ってみて欲しいオススメスポットです!

 

今回の旅行の中で1番好きだった場所はどこか?と問われると、

「合浦公園!!!」

と即答してしまうくらい、心癒される素敵な場所でした!

 

 

そして、心配していた朝食バイキングの時間にはちゃんと間に合いましたよ!

よ、よかった〜!

 

青森市での思い出を書く記事は、これが最後になりそうです。

旅行の振り返りをしていると、何だか寂しい気持ちになってきますね……。

 

ということで!

次回からは、青森県弘前市での旅の思い出を書いていきたいと思います〜!

 

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旧弘前市立図書館と旧東奥義塾外人教師館を1人で見学してみた!

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時間がない人のための弘前洋館めぐり! 

 

青森県弘前市には、明治大正時代に建てられたレトロな洋館や教会が、今もなお数多く残っています。

レトロモダンな洋館。女の子なら誰でも行ってみたいと思うはず!

 

オシャレな喫茶店も多いのに、それに加えて洋館も多い街だなんて……

私の頭の中で「弘前市=オシャレな街」というイメージが完成しました。

 

どうせ行くからには全ての洋館を見てみたかったのですが、

時間的に全部を回る余裕はなさそうだったので、泣く泣く2つに絞りました。

 

私が今回訪れたのは、弘前市立図書館周辺に建つ洋館。

旧弘前市立図書館」と「旧東奥義塾外人教師館」の2つです。

 

 

弘前市立図書館の周辺には、観光者向けの施設が集まっています。

 

洋館の他には、

・弘前市立観光館

・弘前市立郷土文学館

・弘前市立山車展示館

などがあります。

 

 

オススメなアクセス方法

 

弘前駅から結構な距離があるので、観光客はバスを使うのがオススメです。

嬉しいことに、最寄りのバス停は100円バスも停車します!

私は行きも帰りも100円バスを使いました。

 

駅から遠いのに100円で行けちゃうって嬉しいですよね。

 

その最寄りバス停の名前は「市役所前」でした。

バスから降りてちょっと歩いたら着きます。

 

いざ、洋館めぐり!

 

まずは「旧弘前市図書館」へ行ってみることにしました!

入館は無料なので、誰でも気軽に立ち入ることができます〜。

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赤ドームの屋根が可愛いメルヘンチックな洋館です。

入り口で靴を脱ぎスリッパに履き替えて、見学スタート!

 

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ここは1階にある婦人閲覧室。

窓がたくさんある部屋なので、天気が良い日は室内が明るく温かくなりそう。

こんな素敵な部屋で本をのんびりと読んでみたいですよね〜!

 

この「旧弘前市立図書館」は明治時代に建てられたのだそう。

ルネッサンス様式がメインですが、所々に和風様式も取り入れられています。

  

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次に「旧東奥義塾外人教師館」へ行ってみました。

(外観を撮るのをすっかり忘れていました……)

こちらも入館料は無料です!

 

この「旧東奥義塾外人教師館」も明治時代に建てられたのだそう。

青森県初の私立学校「東奥義塾」に勤めていた外国人教師の住居だったみたいです。

 

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館内にはずっと『白鳥の湖』のオルゴールが流れていました。

 

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これは室内ブランコ。

家の中にブランコがあるだなんて贅沢だなぁ〜!

 

室内ブランコ、子供たちなら大喜びしちゃいそうですよね。

ブランコを独り占めするのは子供の夢ですから!

 

上に「のらないでください」と書かれた紙が置かれていました。笑

 

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展示されていた純白ドレスにうっとり。

 

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家具の上に「りんご盛り盛りのカゴ」が置かれていました。

さすが弘前。油断しているときに、ちゃっかりリンゴを推してきます。笑

 

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何気ない場所に置かれている物もオシャレ。

 

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部屋のあちこちに、以前この洋館に住んでいた人々の写真が飾られていました。

 

この日は平日だったので、見学者は私だけでした。

おかげさまで、目の前に広がるレトロな世界に思い切り浸り込むことができて……

ラッキー!

 

気分転換のため、洋館の外に出てみると……

 

「ミニチュア建造物」と書かれたガラス看板を発見!

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気になったので寄ってみました。

 

すると……

小道に沿って、ミニサイズの洋館がズラリと並んでいました!

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か、可愛い! そして、再現度がすごい!

近づいて写真を撮れば本物に見えちゃうのでは?と思ってしまうくらいのクオリティ。

 

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こんな感じで、細かいところまでしっかり作られているミニチュア洋館です。

あれ? バルコニーに誰かいるぞ……?

 

近づいてよく見てみると……

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ガッツポーズをしているおじさんでした。

なにか嬉しいことでもあったのかな?笑

 

 

せっかくなので弘前市立図書館にも寄ってみました。

平日でしたが、館内には多くの人がいました。

 

廊下に置かれていた素敵なガラスアート。

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これは……「りんご」と「弘前城」ですね!

眺めているだけで心温まるような作品です。

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弘前城の両脇にリンゴ。

さすがりんご生産量日本一の弘前市。リンゴ推しが凄い!笑

 

また、図書館のすぐ隣には「弘前市郷土文学館」があります。

弘前と関係のある文学者を紹介する展示をしているのだそう。

 

文学に興味のある人は楽しめるのではないでしょうか?

私も寄ってみたかったんですけど、時間的に厳しかったので遠慮しておきました。

 

時間に余裕がない人にオススメ!

 

「弘前に来たからには洋館めぐりしたい!」

「でも全ての洋館に行く時間がない!」

 

そんな人は、この弘前市立図書館周辺の洋館のみに行くのもアリだと思います。

今回紹介したように、図書館周辺には「旧弘前市図書館」と「旧東奥義塾外人教師館」の2つの洋館があります。また、他にも「弘前市立観光館」や「山車展示館」など観光客向けの施設がギュッと集まっています。

ここに行くだけでも、十分に洋館の雰囲気を楽しむことができますよ!

 

弘前市立図書館周辺。

弘前を観光するなら、コースに絶対入れておきたいオススメスポットです!

 

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土手の珈琲屋 万茶ンに行って太宰ブレンドコーヒーを飲んでみた!【女子ひとり旅】

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太宰治が飲んでいたコーヒーが飲める?ファンに噂の喫茶店に1人で行ってみたよ!

 

太宰治が高校時代を過ごした青森県弘前市。

観光スポットが多い弘前ですがオシャレな喫茶店が多いことでも有名です。

 

そしてなんと、その数多くの喫茶店の中に、

高校生太宰くんがよく通っていたという歴史ある喫茶店があるんです!

 

それが今回紹介する「土手の珈琲屋 万茶ン」

太宰治が高校生だった頃といったら……1929年あたりでしょうか。

確かに長い歴史を持っている喫茶店ですよね。

 

その「万茶ン」さんで、太宰治が高校時代に通っていた当時の味を再現した

ブレンドコーヒー(太宰ブレンド)が飲めると聞いて、

これは行ってみなきゃ!と思い、弘前観光の途中に寄ってみることにしました!

 

 

オススメなアクセス方法

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万茶ンは弘前駅から離れた場所にあるので、私はバスを使って行きました!

最寄りバス停の名前は「下土手町」。

 

この「下土手町」は100円バスも停車するバス停です。

観光客の皆さんは100円バス(土手町循環バス)を使うのがオススメ!

安いし、わかりやすいです!

 

万茶ンはバスから降りてすぐの場所にあります。

営業しているかどうかを確認したら、さっそく中に入ってみましょう!

 

レトロな雰囲気漂う昭和の喫茶店

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入ってみると、レトロな空間が広がっていました!

おっ、オシャレ〜!

 

マスターさんが「お好きな席へどうぞ」と声をかけてくれるので、好きな席に座ります。

 

いくら1人といえどもカウンター席に座る勇気はなかったので、

端っこのテーブル席に座りました。

 

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席のすぐ近くに写真が飾られていました。

 

ひとりで喫茶店に行くことなんて滅多にないから内心ビビりまくりですが、

すぐ後ろに太宰治の写真があると思うと、何だか安心するぞ……!(?)

 

席に座るとマスターさんがメニューを持ってきてくれます。

(メニューの写真を撮るの忘れてた〜!くぅ!!!)

 

※ メニューは万茶ンの公式サイトでいつでも見ることができます。

 

私は太宰ブレンドコーヒーのケーキセット(アップルパイ)を頼みました。

やっぱりね!青森に来たからにはね!アップルパイは絶対に食べておきたいよねっ!

 

5分くらい待っていると、やって来ました!

 

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ジャジャーン!!!

太宰ブレンドコーヒーとアップルパイ!!!

 

お、美味しそう〜!!!

 

そして、写真の上側に注目してください。

中にコーヒーが入っている少し変わった容器も付いてきます。

 

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この容器ですね!

理科の実験で使えそうな形をしていますが……

 

これ、中身は「おかわり分のコーヒー」です!笑

カップが空になったら自分で注ぎます。

 

全部で3杯分くらいだったかなぁ。

思ったよりもたくさん飲むことができました!

 

実はですね……私、コーヒーを飲むのはこれが初めてだったんです。笑

苦いのが苦手で、カフェオレさえも飲めないような人間なんです。トホホ。

 

こんな私が喫茶店でコーヒーなんか頼んじゃって良いのかな?と心配していましたが……

ちゃんと残さずに飲み切ることができました!

 

最初ひと口飲んだときは「むむっ?!」と思いましたが、

心配していたような「ウ"ッ!」となるような苦みではなかったです。笑

何だろう。上品な苦味?って感じ?

 

飲み慣れていないから文章表現が難しい!

 

甘いアップルパイを食べながら飲んだので、そんなに苦味は感じませんでした。

 

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アップルパイの断面が美しすぎたのでパシャり。

もうこれ、芸術作品ですよ……。

 

中にはゴロゴロたくさんのリンゴが入っています。贅沢!

食感も味も最高でした。

 

多分、このアップルパイのみを食べると、

口の中が甘ったる〜くなるのだろうと思いますが……

 

苦いコーヒーと合わせて食べるからでしょうか。

ちょうど良い甘さに感じられました!

 

 

マスターさんから聞いた裏話

 

なんと、万茶ンのマスターさんから面白い話を聞いてしまいました。

内容は太宰治の高校時代についてなのですが……。

 

高校生太宰くんは、よくブラックコーヒーを飲んでいたらしいです。

 

こんなオシャレな喫茶店に通いながらブラックコーヒーを飲んでいた高校生太宰くん。

想像してみると、何だかカッコイイような感じがしますよね。

 

「へぇ〜。太宰治って洒落た高校生活送ってたんだなぁ〜」

 

でも、ここで終わらないのが太宰治。

 

マスターさんの話によると、高校生太宰くんは

「お湯を足してめっちゃ薄めたブラックコーヒーを何杯も飲んでいた」らしいのです。

 

その理由は「苦味が苦手だから」。笑

 

太宰くん、 それ「ブラックコーヒー」ちゃうわ。

それ「お湯割りコーヒー」や

 

いやぁ〜、トンデモナイ話を聞いてしまいました。爆笑

 

 

昭和の雰囲気と味を楽しむことができる「土手の珈琲屋 万茶ン」。 

太宰治ファンでない人にもオススメできる素敵な喫茶店です。

 

弘前観光をする際は、ぜひ途中で寄ってみてくださいね!

 

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観光客向け!夜の青森市街地のオススメ散歩コースを紹介!

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夜の青森ベイエリアで散歩やショッピングを楽しんじゃおう!

 

私はつい先日、青森県へ1人旅に出かけました。

 

青森市に到着後、一度宿泊するホテルにチェックインして、

部屋に荷物を置いてから、夜の市街地散歩へと出かけました。

 

そこで今回は、撮った数々の写真と共に、

夜の青森市観光にオススメな散歩コースを紹介していきたいと思います!

 

私が今回紹介する散歩コースはこちら ⬇︎

 

ホテル⇨観光物産館アスパム⇨ 青い海公園 ⇨ A-factory ⇨ 青森駅

 

ではでは早速、紹介していきたいと思います〜!

 

 

観光物産館アスパムの展望台から青森市の夜景を眺めてみよう!

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夜の市街地散歩といったら、やっぱり「夜景」を眺めて楽しみたいですよね。

 

青森市には「青森観光物産館アスパム」という展望台付きの観光施設があります。

ピラミッドのような形をしているのが特徴的です。

 

入り口から入ったら、エレベーターに乗って13階へと向かいます。

 

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エレベーターから降りると、すぐ目の前の壁に展望台の案内が貼られています。

展望台を利用するには観覧料が必要です。大人は1人400円

 

入り口すぐそばの受付カウンターに監視員さんがいるので、

そこで観覧料を払います。

 

お金を払うと、観覧券とワンドリンクサービスカードが手渡されました。

 

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「ワンドリンクサービスカードって何だ……!?」

 

見慣れないカードに戸惑っていると、監視員さんが使い方を丁寧に教えてくれました。

 

お話によると……

このカードを展望台内に設置されてある自販機に入れることで、

好きな飲み物を1つ、無料でゲットすることができるのだそうです!

 

う、嬉しい……!!!

 

このとき、ちょうど喉が渇いていたので本当に助かりました。

歩きまくって喉が渇きやすい観光客にとっては、本当に嬉しいサービスですよね! 

 

幸いなことに先客がいなかったので、

展望台からの景色をゆっくり楽しむことができました。

 

カードで買った抹茶オレを飲みながら、青森の夜景を独り占め。

 

ああ、贅沢……!!!

 

 

展望台の中はこんな感じ!

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落ち着いた照明が、良い感じの雰囲気を作り出していますよね。

椅子が多く置かれているので、人が多い時でも座ってひと息つくことができそうです。

 

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展望台からは「青森ベイブリッジ」も見ることができます!

綺麗だな〜!!!

 

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街から少し視線を上げると、空には綺麗な月が浮かんでいました。

ここでロマンチスト()な私は中学生の時に必死で覚えていた百人一首の歌を思い出しました。

「天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも」

あの月は私がいつも九州の地から見上げている月と同じなんだなぁ〜。

 

 

ふと気がつくと20分くらい経っていました。

きっと400円分の元は取れたでしょう! 満足!!!

 

こちらは展望台から帰っている途中の廊下で発見したポスター。

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面白かったので、ついつい撮ってしまいました。笑

今までに見たことがないような切なすぎるポスター!

 

青森には「ねぶた」以外の見どころも沢山あるのだそうです……!

みなさん、ぜひ他のものにも注目してあげてくださいね……!

 

 

夜の海を眺めながらベイエリアを散歩してみよう!

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アスパムから出て「青い海公園」の中を歩いていくと……

さっきアスパムの展望台で眺めていた「青森ベイブリッジ」のすぐ近くまで来ちゃいました。

 

橋の下はこんな感じで、ちょっとした散歩道のようになっています。

そして、道の右側には「海」が広がっています。

 

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実は私、夜の海をまじまじと眺めるのはこれが初めてだったんです。

夜の海って、なんだか恐ろしいですね……!

 

ひっそりとしているのに、水面は絶えずユラユラ揺れていて。

少しでも気を抜いた瞬間に吸い込まれてしまいそう……!

 

しかも1人なので尚更怖い!

最初はゆっくり歩いていたのに、気がついたら小走りになっていました。笑

 

 

A-FACTORY でショッピングを楽しもう!

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次にやって来たのは「A-FACTORY(エーファクトリー)」

 

ここには青森限定品が大集合しています。

青森のお土産を買うのにもってこい!な、観光客向けのお店です。

 

私が行ったときは、日本人観光客だけでなく外国人観光客の方も沢山いました。

 

食べ物から雑貨まで、様々な種類のお土産が置かれています。

 

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私が購入したのは「青森のりんごちっぷす」「ポストカード」

 

本当は他にもたくさん買いたかったのですが、

初日から荷物を増やすのは嫌だったので、かな〜り絞り込みました。泣

 

りんごちっぷす、とっても美味しかったです!

サクッと軽い食感、口の中に広がるりんごの風味……。

りんごらしい爽やかな味でした。

ポテ◯チップスに比べると、断然後味が良かったです!

 

「これは青森でしか味わうことのできない味食感なんだッ!」

 

と妙に気合を入れて、1枚ずつ丁寧に食べましたが、

後日東京へ帰ったときに、コンビニの菓子コーナーで再会してしまいました。

 

 

最後に

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観光物産館アスパム ⇨ 青い海公園 ⇨ A-factory

 

と順番に歩いていき、やっとゴールの「青森駅」に辿り着きました。

 

 

ここから宿泊施設までは、

徒歩で帰るのもよし、バスで帰るのもよし、タクシーで帰るのもよし。

 

私はもちろん徒歩で帰りました!

 

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青森市街地は夜も明るいので、空が暗くなってからも安心して散策することができます。

 

夜の青森市街地を散歩するときは、街を一望できるアスパムの展望台や、お土産が買えるA-FACTORYをコースに入れるのがオススメです!

 

 

日没時間が早い地域へ旅行に行く際には、泊まる宿付近に、暗くなってからも楽しめるような場所があるかどうか、あらかじめ調べておくと、旅先での時間を無駄なく過ごすことができますよ!

 

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大分県日田市で『弘前ねぷた』を見てきたよ!

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九州の地で「弘前ねぷた」を見るという激レア体験をしてきた!

 

ねぷたといえば青森県弘前市の『弘前ねぷた』

 

みなさんご存知のとおり、ねぶたねぷたは、青森県で毎年夏に行われている伝統的なお祭りです。

 

青森県から遠く離れた地に住んでいる私たち九州民にとって、ねぶたやねぷたは、見たくても滅多に見ることができません。

 

そんな中なんと!『弘前ねぷた』の山車灯籠が、青森県から遠く離れた大分県日田市にやってきたのです!

 

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唐突ですが、大分県日田市は私の出身地です。

 

そして私は来週「青森ひとり旅」をする予定なので(弘前市にも行く予定)

ただならぬ運命を感じてしまい、急遽1人で帰省することにしました。笑

 

弘前ねぷたは11月10日の夜と11日の午前中に運行されました。私は「ねぷた 夜Ver」が見たかったので、10日に見に行くことにしました。

 

今回は、その時の様子について書いていきたいと思います!

 

まずは日田駅から豆田町へGO!

 

夕方4時に日田駅に着いたのですが……。いつもはガランとしている駅前が人で溢れていました。(とても珍しい)

 

もしや、これも「ねぷた効果」……?

 

日田市では毎年11月に『日田天領祭り』『千年あかり』が同時開催されます。今年は10日と11日の2日間に渡って行われました。

 

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これに『弘前ねぷた』が加わるわけですから、いつも以上に人が集まっているのだと思います。多分。

 

駅を出て、ねぷたの運行コースである豆田町へ徒歩で向かいました。

 

日田の観光地といえば豆田町

駅から歩いて約15分の場所にあります。

 

こんな感じで……

なかなかオシャレな町です。

 

来てね!

 

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▲ 昨年の夏に撮った豆田町の写真

 

ここを「弘前ねぷた」が通るわけですね!

 

豆田町には電柱や電線が地中に埋められているので、きっと、あの大きな「ねぷた」も通りやすいはず!

 

運行時間まで町を適当にフラフラ歩いて時間を潰します。

 

 

日田市に「弘前ねぷた」がやってきた理由

 

徐々に暗くなり、気がつけばもう6時。ねぷたが通る予定の道脇に人々が並び始めました。

 

私もカメラを構えて待っていると……

 

遠くの方から「ねぷた囃子」が聞こえてきました。

 

「来るぞ来るぞ……!」

「カメラカメラ!」

 

私も周りの人々もみんな、背伸びをしながら待っています。

 

少し待っていたら、ついに目の前にやってきました!

 

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まず2つの「扇ねぷた」が、「ヤーヤドー!」という力強い掛け声と共に、観衆のすぐ目の前を流れていきました。

 

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側面に「けっぱれ!!日田市」と達筆な字で書かれています。

 

「けっぱれ!」は弘前で使われている方言(津軽弁)です。向こうでは「頑張れ!」という意味らしい。

 

 

実は、昨年(2017年)にも「弘前ねぷた」は日田市にやってきています。

 

その理由は、酷い豪雨被害に遭った日田市を励ますためでした。

  

昨年は弘前の方から提案があり、日田での弘前ねぷた運行が決定しました。

 

残念ながら、私は昨年のねぷたを見ていませんが、日田の人々からは大変好評だったらしいです。

 

それがキッカケで、日田市と弘前市の繋がりが生まれます。

 

現在は豪雨被害の復興も順調に進みつつある日田市。

 

昨年市民を元気付けてくれた「弘前ねぷた」に感謝の気持ちを伝えたいということで、今度は日田市の方から「今年も是非ねぷたを運行してほしい」と提案し、2回目の「弘前ねぷた運行」が決定されたのです。

 

 

遠く離れた場所から来ていただいて......

本当にありがたい!

 

 

ついに「弘前ねぷた山車灯籠」が登場!

 

「けっぱれ!日田市」の文字に感動している間に、今回1番の見どころである「山車灯籠」が近づいて来ました。

 

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この迫力!!!!!

 

「うぉー!」「スゲェー!」という驚嘆の声や拍手の音が、至る所で発せられていました。

 

私もみんなも大興奮!

 

九州に住んでいたら、滅多に見ることができませんからね!

 

「弘前ねぷた」の後ろ姿。

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後には「日田どん」「めじろん」のランタンが続いていました。

 

この2つは日田の人が作ったものなのだそう。

 

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「日田どん」は日田で有名な相撲の神様。「めじろん」は大分県のマスコットキャラクターです。

 

 夢のコラボ! って感じですね(笑)

 

「日田どんランタン」の後ろ姿。

 

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「弘前ねぷた」の「けっぱれ!!日田市」に対して、「元気ばい!日田!!」「感謝」と返しています。

 

「元気ばい!」は日田弁で「元気だよ!」という意味。

 

くぅうう、泣かせやがって!

(涙をぬぐいながら)

 

ねぷたのすぐ前を日田市長と弘前市長が仲良く並んで歩いていたのが可愛かったです。笑

 

 

撮った写真の数々。

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ねぷたってすごく綺麗に写りますね。ビックリしました。スマホのカメラでもこんなに綺麗に撮れちゃうだなんて驚きです。

 

ねぷたの中はこんな感じになっているみたいです。

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私を含め、多くの人が中を覗き込んでいました。笑

滅多に見られませんからね〜!

 

ねぷたの運行が終わり帰路についている途中、おばさんたちのこんな話し声が聞こえてきました。

 

「青森からねぇ!とおかっちょろうにねぇ!」

(訳:青森県から此処まで来るのは遠かっただろうに有難いねぇ)

 

「青森はとおいきん私たちゃいきたくてんいっきらんばいねぇ」

(訳:青森県は遠いから私たちは行きたくても行けないね)

 

おばさんたち!

わたし来週行くんですよ! 青森に!!!

 

弘前市にも行く予定なので、青森県に着いたら、この日田でのねぷたの感動を思い出したいと思います。

 

まさかの地元で弘前ねぷたを見るという激レア体験ができて良かったです。

 

楽しい帰省(ミニひとり旅)でした!

 

それでは来週の青森ひとり旅の記事もお楽しみに!

 

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御坂峠にある太宰治文学碑の裏側に刻まれた謎の文章とは

天下茶屋のすぐ近く!「太宰治文学碑」を見に行ってみたよ!

 

2017年の11月3日、私は1人で御坂峠の天下茶屋へ行きました。

  

茶屋に併設されている「太宰治文学記念室」を見た後に、

店の外へ出て、すぐ近くにある「太宰治の文学碑」を見に行ってみることにしました! 

 

天下茶屋から文学碑までの行き方

 

太宰治の文学碑は、茶屋を出たところから走って2分程度の場所にあります。笑

 

まず店を出て、車に注意しながら正面の道路を渡ります。

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旧御坂トンネルのすぐ手前のところに登山道の入り口(写真左側)があるので、

そこを少し登ると、文学碑の前に辿り着くことができます。

 

実際に登ってみると……

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ジャジャーン! 文学碑登場!!!

 

写真ではよくわかりませんが、

碑面には「富士には月見草がよく似合ふ」と彫り込まれています。

 

『 富嶽百景 』の有名な一文ですね!

 

石碑を眺め、写真を撮って……よし満足!

 

 

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ちょっと待った!

 

まだ帰っちゃダメです!

 

 

実はですね、

太宰治ファンのみなさんに、ぜひ見ていただきたいものがあるんです!

 

 

それは…… 文学碑の裏側です!

 

 

文学碑裏側のヒミツ

 

急な坂、たくさんの湿った落ち葉……。

少々足場が悪いのですが、

体力と気力に自信がある人は、頑張って文学碑の裏に回り込んでみてください!

 

 

裏側は、こんな感じになっています。

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裏面にも、何か書かれていますね。

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冒頭だけ読んでみましょう。

 

「惜しむべき作家 太宰治君の碑のために記す。」 

 

裏面に彫り込まれている謎の文章、

実はですね……これ、太宰治の師だったあの井伏鱒二先生の文章なんです。

 

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▲ 御坂峠の文学碑の碑陰と井伏鱒二 1953年(昭28年)10月、除幕式の日
  出典:『図録 太宰治』(ちくま学芸文庫)

  

この文学碑は、太宰治の死後に井伏鱒二が中心となって建てられました。

 

『富嶽百景』を読んだ人は既にご存知だろうと思いますが、

元々は井伏鱒二が天下茶屋に泊まり込み執筆作業をしていました。

そこに太宰治が思いを新たにする覚悟を持ってやってきたんですね。

 

そして御坂峠を下った後、太宰治は結婚することになります。

(『富嶽百景』作中にとても可愛らしいお見合いシーンが描かれていますよね)

 

結婚してからは、天下茶屋滞在を経て生み出された『富嶽百景』、

その他には『走れメロス』や『御伽草子』など、

誰が読んでも面白いと思えるような作品を、次から次へと生み出していったのです。

(これらの作品は「中期作品」と呼ばれています)

 

つまり『富嶽百景』は、太宰治の生活・作風の変わり目となる作品だったということ。

そんな重要な作品である『富嶽百景』が生み出されることになったのは、

井伏鱒二という存在があってからこそ……だと思うんです。

 

太宰治が天下茶屋へ行くことになったのは井伏先生の勧めがあったからです。

彼に家庭を持つことを勧めたのも井伏先生です。

 

彼に思いを新たにする切っ掛けを与えたのは、井伏鱒二だったんです。

 

井伏鱒二が太宰治に、そして彼の文学に与えた影響は、

読者が想像している以上に、大きなものであったのではないでしょうか。

 

太宰治亡き後、井伏鱒二の手により建てられたこの御坂峠の文学碑は、

2人の間に確かに存在していた強固な絆を証明する

数少ない貴重な現存品なのではないか、と。私はそう思っています。

 

 

なので、太宰治ファンのみなさんは是非

石碑の裏面に回り込んで、井伏先生の文章を読んでみてください!

太宰治に対する井伏先生の想いを感じることができますよ。

 

 

もはやパワースポットなのでは?

  

石碑の裏側から眺めた富士山。

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なんか最近ずっと調子悪いな〜、と思ったら御坂峠に行きましょう!

ここは「太宰治が思いを新たにした場所」なのです。

私たちのようなファンからしてみれば、パワースポットも同然の場所ですよ!笑

 

さて、そろそろ帰りのバスの時間が近づいてきたので……

グットバイ文学碑!!!

 

 

天下茶屋では太宰治グッズも買えるよ!

 

茶屋の前に戻った頃には、お客さんの数がどっと増えていて、

車バイクは駐車場から溢れ出し、店の中も随分と賑やかになっていました。

 

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レジで支払いをしているとき、レジ横にお土産が沢山並べられていたので、

「文学碑を見に行った後で買おう!」と思っていたのですが……。

お客さんが多く、お店の方々みんな忙しそうだったので遠慮しました(泣)

 

太宰治グッズもたくさん売られていたので絶対買いたい!という方は、

私みたいに後回しにせず、支払いの時に一緒に買うと良いかもしれませんよ。

 

 

最後に

  

まさか自分が本当に1人で天下茶屋まで行ってしまうだなんて、

夢にも思っていないことでした。

 

親切にしてくださった茶屋の方々。

美味しかったイモ団子と甘酒。

秋晴れの空、綺麗な富士山、文学碑……。

 

ここに辿り着くまで、色んな不安もありました。

でも、この天下茶屋での思い出は、

間違いなく「美しい思い出」として、私の心の中に残り続けることでしょう。 

 

また行きたいなぁ〜!

 

次に行く日が、いつになるかはわかりませんが、

行きたい!という思いが強いうちに行くことができて、本当に良かったです。

 

天下茶屋に行ってみたい!と思っている人!

1人でも行けちゃうので、ぜひぜひ行ってみてくださいね!

  

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天下茶屋に行ったら2階にある太宰治文学記念室も見てみよう!

天下茶屋に併設されている「太宰治記念室」も見に行ってみたよ!

 

2017年の11月3日、

私は1人で山梨県にある御坂峠の天下茶屋に行きました。(当時19歳)

 

イモ団子と甘酒を頼んで腹ごしらえを済ませた私。

次は2階へ行って「太宰治文学記念室」を見てみることにしました!

 

お会計を済ませて……

 

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よっしゃ!2階へレッツゴ〜!

 

 

太宰治ゆかりの場所である天下茶屋には「太宰治記念室」が併設されています。

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レジ横の階段から2階へ上がっていくと、

太宰治文学記念室、と達筆な字で書かれた張り紙が出迎えてくれます。

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実はこの太宰治文学記念室、入室無料なんです!

よって、ファンの人もそうでない人も、誰でも気軽に立ち入ることができます。

 

 

ではでは展示の様子を見てみましょう。

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写真や太宰治関係の本など、結構ガッツリ展示されていました。

読みたいけど……勝手に開けちゃダメだよね。我慢我慢。

 

 

太宰さんが愛用していた徳利と杯も展示されていました。

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 実物?! 本当にコレを使っていたのかな?

 

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2階の窓からも、富士山が綺麗に見えました。

富士山の麓に広がっている湖が河口湖です。綺麗ですよね〜!

 

 

そして、廊下で面白い張り紙発見!

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文学者人気投票の結果だそうです……笑

太宰さんは堂々の7位! 素晴らしい!

 

これは一体いつの新聞なんだろう……?

村上春樹の名前があるから、そんなに昔でもないのかな?

 

 

展示室の隣には雰囲気の良い部屋があります。

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な、なんと、この部屋、

中に入ることができちゃうんです。(もちろん土足厳禁!)

 

部屋中央には、太宰さんが茶屋滞在時に使用していた机と火鉢が置かれていました。

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こ、コレは、実物ですね……!?

 

実物なのに、こんな無防備に展示していて良いの!?

あ、ありがとうございます!!!

 

つまり、この机と火鉢は、

太宰治が自身の手で直接触れていた机と火鉢なのだということ。

 

あの太宰治が直に触れていた場所を触る絶好のチャンスですよ! 

 

幸運なことに、触るな!という注意書きは何処にも見当たりません。

 

……ということは、遠慮なくサワサワしても良いということなので、

安心してサワサワしちゃいましょう!

 

 

今思い出しましたが、

靴を脱いだのは2階へ上がる階段のところでした。

展示室は全部屋が土足厳禁です。

靴を脱いだら素足になっちゃう!って人は、靴下を持参すると良いですよ!

 

 

さて!

展示物を眺め終えたら、今度は茶屋の外に出てみましょう!

 

天下茶屋から少し離れた場所に太宰治の文学碑があります。

せっかくだから見に行ってみましょう!

 

茶屋から徒歩2分の場所にあるので、すぐに着きますよ!

 

長くなりそうなので、次の記事へ  続く!

 

河口湖観光の様子を動画にまとめてYouTubeで公開しています!

良かったら見てみてください〜!⬇️

www.youtube.com

 

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太宰治『富嶽百景』の舞台 御坂峠の天下茶屋に1人で行ってきたよ!【女子ひとり旅】

 

私が19歳のときに行ったひとり旅の思い出話ということで、2017年の11月、山梨県にある御坂峠の天下茶屋に行ったときのことについて書いていきたいと思います!

 

ところで、今この記事を読んでくださっている人の中には、御坂峠の天下茶屋と聞いて、ハッとする人がいるのではないでしょうか……?

 

そうです! 太宰治 です!!!

 

実は私、彼の大ファンなので、1人で行っちゃいました!笑

 

もしかすると、私のように「天下茶屋に1人で行きたい!」と思っている太宰治ファンがいるかもしれない!と思ったので、今回の記事は、天下茶屋の行き方についても冒頭で少しだけ触れることにしました。

 

1年前のことですが、当時のことを思い出しながら書いていきますね〜!

 

 

【旅の思い出】1人で御坂峠の天下茶屋に行ったときの話

 

太宰治ファンなら誰もが知っているであろう名作『富嶽百景』

そして『富嶽百景』を読んだ人なら、誰もが1度はこう思ったのではないでしょうか?

 

「天下茶屋に行って、御坂峠から富士山を眺めてみたい!」……と。

 

実は私もその1人。

天下茶屋に行って御坂峠から富士山を眺めるというのは、

高校生の頃から抱いていた「どうしても叶えたい夢」の1つでした。

 

行きたいのなら今すぐ行こう!

行きたいのなら1人でも行こう!

 

ということで、

2017年の秋に、私は1人、九州から旅立ったのです……。

  

天下茶屋への行き方

 

【 河口湖駅から天下茶屋へ行く方法 】

 

・車やバイクなどに乗って自力で行く

・バスを使う(片道 750円)

・タクシーを使う(片道 約1800円)

 

私は行きも帰りもバスを使いました。

太宰治ファンであるのなら、バスを使うことをオススメします!

(理由は後で説明します!)

 

 

現在、河口湖駅〜天下茶屋のバスは、

1日に休日は2本、平日には1本しか出ていません。

乗車時間は約30分。

もしバスを利用するのであれば、本数が多い休日をお勧めします

 

私が行ったときは休日に3本のバスが出ていました。

あれから運行本数が減らされちゃったみたいですね……。

 

河口湖駅発9時05分のバスに乗って行き、

天下茶屋発10時08分のバスに乗って帰るとしたら、

茶屋で過ごす時間は30分程度しかありません。

 

心ゆくまで天下茶屋での時間を満喫するのに30分は短すぎるので、

行きはバス帰りはタクシーにするのが良いかもしれませんね。

 

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これね、タクシーよりも運賃が安いから、という理由だけではないんです。

 

どうしても、バスに乗らなきゃいけないんです!!!

 

太宰治は天下茶屋滞在中、

バスに揺られて河口村と天下茶屋の間を何度も往復していたんですよ!

 

せっかく天下茶屋まで行くんですから、バスの車窓から

太宰治が眺めていたであろう景色と同じ景色を眺めてみたいと思いませんか?

 

 

気をつけること

 

天下茶屋は1月〜3月までの間は閉店しています。

 

 

太宰治は天下茶屋に9月から11月まで滞在していたので、

同じくらいの時期を選んで行くのは如何でしょうか。

 

私は11月3日に行きました。

太宰治ファンなら秋に行くのがオススメです! 

 

 

バスの中にて

 

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河口湖駅のバスのりば(5番のりば)で天下茶屋行きのバスを待ちます。

  

秋の休日は、登山客が特に多いです。

よって、バスの座席に座れない!という人も当然出てくるので、

席に座りたいという人は、早めに並んでおくことをおすすめします。

 

 

早いうちから並んでいた私は、右側後方窓側の良席に座ることができました。

そして私の隣には、バリバリの登山服を装備した若い男の人が座りました。

 

周囲を見渡してみると、ほとんどの人が登山服姿

登山服を着ていない数人は、みんな首から立派なカメラを下げています。

 

その一方で……

薄着、同行人ナシ、カメラも持たない19歳の女の子。

 

完ッ全に浮いていました……。テヘッ☆

 

  

バス左側の窓に富士山がバーンと映ったとき、

乗客の中から「わあっ」と一際大きな歓声が上がりました。

 

慌てて携帯のカメラを起動している人、車窓に張りついている人。

私はそんな人々を横目に、反対側の崖を眺めていようとしたのですが……

私の目は窓の外の富士山に釘付けでした。

 

乗客のほとんどが登山目的だったため、途中の「三つ峠登山口」で降りる方が多く、

終点の「天下茶屋」まで乗っていた人は、

私を含めた、ほんの5人くらいでした。  

 

いざ、天下茶屋へ!

 

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バスから降りてビックリ仰天!

写真でしか目にすることができなかったあの天下茶屋が、今、目の前に……!

 

 

そして、 振り向いてみると……

 

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「う、うわぁアァァァ"!!!」

 

思わず地声で叫んでしまいました。笑

  

もう、すごい、すごい。 

目前に広がる絶景に、全ての語彙力が吸い取られてしまいました。

 

私は、実物の富士山はもちろん、風呂場のペンキ画や芝居の書割も見慣れていないので、

太宰治のように、この絶景にケチをつける余裕なんて一切ありませんでした。  

 

もう、大興奮大はしゃぎ!!!

 

 

運が良かったのでしょう。その日は雲ひとつない快晴でした。

晴れ渡る秋の空に、富士山の雄大なシルエットが映えています。

  

 

ガラガラと音のする引き戸を開けて茶屋の中へ入ると、

どこか懐かしさを感じる香りと共に、受付の人の優しい声が飛んで来ました。

 

 

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1人だと聞いて少し驚いたみたいでしたが、

怪訝な顔をされることなく、あたたかな笑顔で歓迎してくれました。

 

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早い時間だったので、先客は少なかったです。

 

幸運なことに、縁側の席には誰もいなかったので、

富士山の頂が見える特別感溢れる席に座ることができました。(幸せすぎる……)

 

 

テーブルに置いてあったメニューをパシャリ。

 

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太宰風地酒ってどんな味なんだろう!?

すごく気になるけど、未成年だから飲めない!!!

 

メニューを見ながらひと息ついていると、

優しそうなおじいちゃん(店員さん)が、お水とおしぼりを持ってきてくれました。

 

私が頼んだのは、イモ団子甘酒です〜!

 

料理を待っている間に、たくさん写真を撮りました。

 

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私のような「おひとり様」には、この縁側の席がオススメ!

お店の外側にあるひっそりとした席なので、人目に付きにくいです。

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縁側の席からは富士山が見えます。

 

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7分くらいカシャカシャ撮っていると、

さっきの受付のオバさんが、料理をお盆に乗せて持ってきてくれました。

 

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ど、どひゃ〜! すごく美味しそう!!! 

 

 

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オススメの食べ方まで教えてくれるだなんて……!

し、親切すぎる……!

  

湯気がホクホクと上がるイモ団子。

ジャガイモを丸めて揚げて、その上に塩バターを乗せています。

バターに含まれている塩気が丁度よく効いていて、とても美味しかったです。

 

ホットな自家謹製甘酒も、なかなか美味でした。

飲んでいると、身体の芯から末端までジワジワと温まっていくような感じがしました。  

 

天下茶屋さん、ごちそうさまでした~!

 

 

まとめ

 

・河口湖駅発・天下茶屋行きバスの本数は平日よりも休日の方が多い!

・休日は登山客が多いのでバスのりばには早めに並んでおこう!

・天下茶屋に行くときは朝の早い時間がオススメ!

 客が少ないのでゆっくり食事できる!

・外側にある縁側の席だと人目が気にならない!

・縁側の席には富士山の頂が見える席がある!

 

 

さて! 天下茶屋で小腹を満たしたら、

茶屋2階にある太宰治文学記念室と、店の外にある文学碑も見に行ってみましょう!

 

長くなりそうなので、次の記事へ  つづく!(笑)

 

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